51102 ミクロ経済学2
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必 |
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春学期 |
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4 |
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1 |
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水谷 重秋 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 不可 |
副題 | ミクロ経済学入門 |
授業概要 | ミクロ経済学はマクロ経済学と並んで経済学の基礎を構成する。したがって、経済学部の学生が今後専攻することになる財政学、金融論、経済政策論、労働経済論、国際経済学などあらゆる分野において、ミクロ経済学の基本的知識は必用不可欠な要件となる。本講義では、そのような位置づけがなされるミクロ経済学の基礎理論を、できるだけ詳細かつ丁寧に説明する。 |
学修目標 | ミクロ経済学の最小限の知識を修得することが学修目標である。基本的な専門用語は完全に自分のものとし、ミクロ経済学的な考え方を十分に理解して、将来どんな専門分野を専攻することになっても、そこで応用できる力を身につけてもらおうと思う。 |
授業計画 | 次のような項目を14回に分けて講義する。講義は、受講者の内容理解の程度をその都度確認しながら進めたい。そのために、受講票を書かせたり、小テストを実施したり、宿題を出したりする。 1 ミクロ経済学とは 2 需要と供給の理論 3 費用の構造と供給行動(供給曲線、短期費用曲線と長期費用曲線、利潤極大化行動と供給曲線) 4 市場取引と資源配分 5〜7 一般均衡分析(無差別曲線と効用、予算制約と消費者行動、所得変化と需要、価格の変化と需要) 8〜10 生産と費用(生産関数としてとらえた企業、生産要素間の代替と費用、費用最小化行動と費用曲線、利潤最大化行動) 11 一般均衡と資源配分 12 独占の理論 13〜14 市場の失敗(外部効果、費用低減産業、公共財) |
授業時間外の学習(準備学習など) | 毎回、必ず予習してくること。 |
評価方法 | 中間テスト(50点)と期末テスト(50点)が基本である。それに受講票や小テスト、宿題の提出状況を勘案して総合点を出す。 |
テキスト | 伊藤元重『ミクロ経済学(第2版)』(日本評論社、2003年、3000円) |
その他 |