南山大学

 
指定
期間
通年
単位
年次
1
担当者
吉見 太洋
他の科目との関連
他学科履修 不可
副題 マクロ経済学で経済を理解する。
授業概要  一年生には経済学の初学者も多いため、まずは基礎的な知識のインプットが必要と考える。したがって春学期は指定のテキストの輪読を通じて、基礎的なマクロ経済理論を勉強してもらう。春学期終了後、理解度を見る目的からレポート提出を課す。
 秋学期は修了論文の執筆に取り組んでもらう。修了論文の課題は受講生と相談して決定するが、例えば「なぜ日本のデフレは起こったのか?」、「なぜ米国経済の貯蓄率は低いのか?」など、現実のマクロ経済問題について調査の上、論文としてまとめてもらう。設定した問題に対応するデータを収集し、それに対して春学期に学んだ経済理論から説明を試みるというスタンスで調査に臨んでもらう。夏休み中に一度、課題を決めるための相談会を開く。
 春学期、秋学期ともにパワーポイントを使った報告を義務付ける。また、春学期、秋学期ともに少人数のグループ単位で取り組んでもらう予定だが、これについては受講生と相談の上で決定する。
学修目標 ・マクロ経済学の基礎理論を身につける。
・身につけたマクロ経済理論を使って、現実経済を理解する素養を養う。
・パワーポイントを使ったプレゼンテーションに慣れる。
授業計画 (春学期)
1.ガイダンス
2.春学期報告スケジュールの決定、パワーポイントの説明
3−14.テキストの輪読
(夏休み)
修了論文課題を決めるための相談会を開く。春学期レポートはこの時に提出。
(秋学期)
15.修了論文課題の最終決定と秋学期報告スケジュールの決定
16−27.修了論文の進捗状況報告
28.修了論文最終報告および、完成原稿の提出
授業時間外の学習(準備学習など) 春学期の輪読では毎回の予習復習を、秋学期の修了論文執筆では計画的な調査の実施を心がけて欲しい。
評価方法 出席を含む参加態度、春学期レポート、修了論文により総合的に評価する。ただし出席を重視し、無断欠席に対しては厳しく罰する。
テキスト 福田慎一・照山博司著『マクロ経済学・入門(第3版)』、有斐閣アルマ
その他