南山大学

 
指定
期間
通年
単位
年次
2
担当者
岸 智子
他の科目との関連
他学科履修 不可
副題 新時代の就業について
授業概要 日本のさまざまな産業部門で1990年代以降、パートタイム労働者、アルバイト、派遣社員など、正社員以外の従業員が増加している。失業率はやや低下しているが、正社員以外の従業員が急速に減少する兆しはない。就業形態の多様化は雇用機会の拡大をもたらす反面、経済格差を拡大させている。この演習では基本的な文献を読み、統計資料を収集・分析し、そこから得られた知識に基づき新時代の就業について考える。
学修目標 1.わかりやすく書かれた専門書を読了する。
2.経済統計資料の見方や使い方を習得する。
3.効果的なプレゼンテーションのしかたを身につける。
4.論文の書き方の基本を学ぶ。
授業計画 春学期
1〜5. グループに分かれて教科書を一章ずつ読み、要約し、報告する。
6〜9. グループごとに、教科書に関連した統計資料を探し、報告を行う
10〜14. グループごとに教科書を一章ずつ読み、要約し、報告し、質疑応答する。
15.   レポート・論文の書き方を研究する。

秋学期
1〜3. グループごとに自ら選んだ教科書を一章ずつ読み、要約し、報告する(春学期の続き)。
4〜14. 秋学期の配布資料に基づき、労働市場のいくつかの問題について各自で調べ、報告する。
15.   レポート・論文の書き方を研究する。
授業時間外の学習(準備学習など) 報告グループは報告要旨を用意する。
評価方法 出席状況30%、報告や質疑応答20%、レポート(書評)50%。
テキスト 春学期 太田聡一・橘木俊詔『労働経済学入門』有斐閣。
秋学期のテキストは5ないし6冊の中から選択する。
その他