南山大学

 
指定
期間
通年
単位
年次
3
担当者
西森 晃
他の科目との関連
他学科履修 不可
副題 日本の財政赤字
授業概要 本ゼミの目的は、「論理的に物事を考え」「自分の意見を確立し」「他人と議論を戦わせる」ことができるようになるための訓練をすることである。そのためにとりあえずのテーマとして日本の財政問題を選んだ。日本の財政が非常に厳しい状況にあるのは間違いないが、その対応策については諸説様々である。その中で基本を押さえ、理論とデータを用いながら冷静な議論の仕方を学んでいく。
学修目標 ・日本の財政に関する様々な考え方を理解する。
・財政問題についての理論とデータを押さえる。
・いろいろな価値観の中で、自分なりの意見を確立する。
・その意見を他人に対して説得的に説明するとともに、修了論文という形で文章にまとめる。
授業計画 与えられたテーマについて、全員が予習・調査をし、その成果を元に議論をする。各テーマにつき2〜3週程度の時間をかける予定である。具体的なテーマは以下の通り。
・日本の財政赤字・累積債務の現状
・日本の財政の歴史
・財政危機の原因
・諸外国の財政の現状
・財政破綻国とは
・財政政策に関する理論分析
 −45度線分析
 −IS・LM分析
 −マンデル・フレミングモデル
 −財政政策の問題点
 −バロー・リカードの中立命題
 −プライマリーバランスと財政の維持可能性について
・今後の財政政策のあり方
授業時間外の学習(準備学習など) 毎回、与えられたテーマに関する予習が必要である
評価方法 出席、ゼミ運営に対する貢献度、修了論文を含めた提出物などによる総合評価
テキスト 指定しない
その他