南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
2〜4
担当者
荒井 好和
他の科目との関連
他学科履修 不可
副題 OECDの報告書から現在の日本経済について学ぶ
授業概要 OECDが毎年発行している、OECD Economic Surveys Japen は、日本経済の現状と課題、展望を概観するには格好の書物である。今年度は、この報告書を用いて、現下の状態と課題は何か、また少子化と高齢化が急速に進むなかで中期的な安定成長は可能か、といった諸問題を考えてみたい。この講義(政策A)で取り上げるのは、この報告書に例年設けられている、macroeconomic development and key economic challenges facing Japan と題する、日本経済に関する総論部分である。
学修目標 海外では、現在の日本経済についてどのように見ているのか、これからの日本経済のあるべき姿についてどのような見通しをもっているのか、また、それらはわれわれの認識とどこが異なるのかという問題意識をもつことが重要である。こうした問題意識のもと、受講生各自で、日本経済の具体的な問題点を見いだしてもらいたい。
授業計画 言うまでもなく、外書講読は英語を学ぶのではなく、英語という手段で経済を学ぶものである。毎回、該当箇所に目を通してこなければ、講義そのものが成り立たない。具体的な講義の進め方については、初回の講義時に指示するが、内容を正確に理解することに努めたい。また、内容の理解を深めるために、絶えずマクロ経済学の入門書(マクロ経済学で使用する教科書)を参照して欲しい。
授業時間外の学習(準備学習など) 毎回講読予定部分を予習すること。
評価方法 毎回の報告内容(40%)と定期試験(60%)で評価する。
テキスト 資料は当方で用意する。
その他