51668 外書講読(政策)B2
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選 |
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秋学期 |
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2 |
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2〜4 |
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水谷 重秋 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 不可 |
副題 | 分配の正義論 |
授業概要 | 「外書講読B」となっているが、内容は「外書講読A」の続きである。もちろん、「外書講読A」を履修していない人も、履修した人と変わりなく授業内容が理解できるように工夫する。 授業内容は『分配の正義論』の核心部分を読むことになる。具体的には、厚生主義と、ジョン・ロールズ、ロナルド・ドゥウォーキン、アマーティア・センによる分配の正義論を学ぶ。 |
学修目標 | 功利主義からアマーティア・センまでの「分配の正義論」がどのような内容のものであるのかを英語文献を通じて理解するということを学修目標にする。 |
授業計画 | テキストに従い、以下の内容を読み進める。 厚生主義:功利主義と厚生経済学 功利主義 厚生主義と平等 社会的評関数 厚生主義と倫理学 ジョン・ロールズの正義論 原初状態 格差原理 格差原理の例解 格差原理と不確実性の理論 基本財 何の平等か? 資源と潜在能力 経済的平等へのアプローチ ドゥウォーキンと資源の平等 潜在能力 |
授業時間外の学習(準備学習など) | 毎回の予習は絶対必要条件である。 |
評価方法 | 評価は、(1)出席(20点)、(2)日本訳の出来具合(20点)、(3)期末試験の出来具合(60点)とする。 |
テキスト | Hilde Bojer, Distributional Justice, London and New York: Routledge, 2003. |
その他 |