51731 財政学I
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選 |
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春学期 |
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2 |
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2〜4 |
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西森 晃 |
他の科目との関連 | 財政学IIとあわせて受講することが望ましい |
他学科履修 | 可 |
副題 | 政府の役割と租税理論 |
授業概要 | 財政学は政府の経済活動を分析するための学問である。本講義では、その中でも政府の役割と租税理論を中心に議論を進めていく。政府の役割とは何か。その役割を果たすための財源をどのように調達すればよいか。この2点を問題意識として、様々な角度から分析していくことにする。 |
学修目標 | 1.政府の3つの役割を理解する 2.政策・制度を評価する際の判断基準(公平性、効率性)を理解する 3.経済理論を用いて租税がもたらす影響を判断できる 4.日本の税制の特徴と問題点を理解する |
授業計画 | 1.イントロダクション 2.財政学の基礎知識 3.政府の役割に関する諸議論 4.租税の現状 5.税制のあり方 6.公平と中立 7.ミクロ経済学の復習 8.ここまでのまとめ 9.租税の理論分析:租税の超過負担 10.租税の理論分析:租税の帰着 11.租税の理論分析:所得税、一般消費税の影響 12.租税の理論分析:個別消費税の影響 13.租税の理論分析:ラムゼイ・ルール 14.まとめ |
授業時間外の学習(準備学習など) | 練習問題を配布するので、完全に理解するまで何度も解きなおすこと |
評価方法 | 定期試験のみで評価する |
テキスト | 特に指定しない。必要に応じて講義中に参考文献を紹介する。 |
その他 | 私語厳禁。私語をした学生は直ちに退席させる。他の受講生に迷惑をかける行為は決して認めないので、その点を十分に理解した上で受講すること。 |