51775 国際金融論A
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選 |
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春学期 |
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2 |
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2〜4 |
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吉見 太洋 |
他の科目との関連 | 「マクロ経済学」、「経済学のための数学」の単位既得、あるいはそれに相当する知識を有することが望ましい。ただし講義の中では必ずしもこうした知識を前提としない。 |
他学科履修 | 可 |
副題 | 国際金融の基礎理論 |
授業概要 | 国際金融論とは、多国間の相互関係を考慮に入れたマクロ経済学の応用分野で、開放マクロ経済学とも呼ばれている。とりわけ為替相場などの金融的な側面に焦点を当てる。本講義では指定のテキストに則して、国際金融理論を体系的に学ぶ。講義内容に関わるレジュメを指定のウェブサイトにアップロードするので、毎回の講義で各自印刷の上、持参すること。ウェブサイトのアドレスは第一回のガイダンスで発表する。 |
学修目標 | 国際金融の基礎理論を体系的に理解し、その考え方を身につけること。現実の経済で起こっている出来事を、講義を通じて身につけた知識から理解できるようになること。 |
授業計画 | 1.ガイダンス 2.国際収支表 3.マクロ経済学の復習 4.外国為替市場と貿易弾力性 5.国民所得と貿易収支 6.ケインズ・モデルにおける支出と為替レート 7.マネー・サプライ、物価水準および国際収支 8.不完全国際資本移動とマンデル=フレミング・モデル 9.現代金融市場と財政金融政策 10.新興市場における危機 11.相互依存と政策協調 12.供給とインフレーション 13.期待、貨幣および為替レートの決定 14.期末試験直前の質疑応答 15.期末試験 |
授業時間外の学習(準備学習など) | 講義内容を丁寧に復習することを心がけて欲しい。時間に余裕があればレジュメやテキストにも事前に目を通しておくことをすすめる。 |
評価方法 | 期末試験とレポート(期間中一度だけ課す)の結果から総合的に評価する。 |
テキスト | リチャード E. ケイブズ他著(伊藤隆敏監訳、田中勇人訳)『国際経済学入門II国際マクロ経済学編』、日本経済新聞出版社 |
その他 | 私語等、他の受講生に迷惑をかける行為については厳しく罰する。ただし、講義内容に関する質問は、講義時間の内外に関わらず歓迎する。 |