南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
2〜4
担当者
安藤 隆穂
他の科目との関連 経済思想史Aも受講することがのぞましい。
他学科履修
副題 経済認識の歩み
授業概要  経済思想がどのように生まれ発展したかを概説します。狭く経済思想に限定せず、それぞれの経済思想に関連する他分野の思想にも目配りして説明します。また、それぞれの経済思想がどういう歴史的課題に立ち向かおうとしていたかという点を重視して講義します。経済思想史Aでは、古典経済学の成立までを扱います。経済思想史Bは、これに続く時代を概説します。ただし、Bのみ受講する人もあると思われるので、最初に、経済思想史Aの復習をかねて古典経済学について説明します。(題材は、重複を避けるため、フランスを取り上げます。)
学修目標  目標は、経済思想史Aと同じです。経済思想史の概要を知るだけでなく、なぜ経済思想史を学ぶかについても考えていきます。まず、経済思想というものが、どういう歴史的事情によって、またどういう課題を解決しようとして生まれたかを理解しましょう。すると、経済思想がその他の思想たとえば政治、道徳、社会思想などとどう結びつきまたどう異なっているかが判ってきます。その上で、具体的に経済思想の発展を追いかけていけば、経済思想のもつ歴史的かつ現代的意義も理解できるようになるでしょう。
授業計画 1−2.序 経済思想史Aとの関係
3−5.第1課題 古典経済学とは何か
6−8.第2課題 古典経済学の解体
9−11.第3課題 社会主義の経済学
12−13.第4課題 現代経済学の諸潮流
14.まとめと展望
15.定期試験
授業時間外の学習(準備学習など) 授業計画を参照し、経済学用語事典など読んでおく。
評価方法 レポートと筆記試験による。
テキスト 講義中に資料配布。
その他