南山大学

 
指定
期間
通年
単位
年次
3
担当者
宮元 忠敏
他の科目との関連
他学科履修 不可
副題 アグリビジネスことはじめ
授業概要  食べ物と社会のかかわりに関連して、素朴な疑問を持つ者が、生産、流通、消費および人々の生活の具体的な場面を観察する。
学修目標  特定の食べ物に関して、そのはじめから終わりまで、基本的な観点で現実を理解すること。
授業計画  基本的には、テキストの輪読を中心とし、新聞・ネットの有効な活用を考える。
1.オリエンテーション(情報リテラシー度の調査、素朴な疑問の発掘、人材の発掘と構造化)

以下はテキストの輪読の部分:

2.現代の食とアグリビジネス(食ビジネスの展開と食生活の変貌)
3.現代の食とアグリビジネス(フードビジネスと現代の食)
4.現代の食とアグリビジネス(世界の食料事情と多国籍アグリビジネスによる食料支配)
5.国境を越える食料・農業とアグリビジネス(経済のグローバル化とコメ・ビジネス)
6.国境を越える食料・農業とアグリビジネス(畜産物の生産・流通と食肉ビジネス)
7.国境を越える食料・農業とアグリビジネス(果実・果汁と野菜のグローバル化)
8.国境を越える食料・農業とアグリビジネス(冷凍食品生産拠点のアジア展開)
9.国境を越える食料・農業とアグリビジネス(コーヒー・紅茶とアグリビジネス)
10.国境を越える食料・農業とアグリビジネス(水産物市場のグローバル化)
11.21世紀の食をどうするか(世界の食料問題と遺伝子組み換え作物)
12.21世紀の食をどうするか(食の安全と表示をどうするか)
13.21世紀の食をどうするか(地域に根ざした食と農の再生運動)
14.21世紀の食をどうするか(食と農をめぐる交際的運動)
15.定期テスト(レポート)
授業時間外の学習(準備学習など) 新聞・雑誌・テレビ・ラジオ等により、食関連を中心に、アンテナを毎日張っておくこと。
評価方法 各人の持ち場の確実な履行(プレゼンを含む)、他の学習者への貢献、および定期テスト(レポート)で総合評価。
テキスト 現代の食とアグリビジネス、大塚茂・松原豊彦編、有斐閣選書 2004など。
その他 予算と時間が許せば、近隣の(伝統)食ビジネスの現場の見学を取り入れる。