南山大学

 
指定
期間
通年
単位
年次
4
担当者
宮元 忠敏
他の科目との関連 経営演習I
他学科履修 不可
副題 食と社会
授業概要 食べ物と社会のかかわりに関連して、素朴な疑問を持つ者が、フードチェーンとアグリビジネスの示す複雑的な様子について学習し、現代社会の一つの断面を切り取る。
学修目標 農業政策の基本的な流れについて理解すること。フードチェーン(上流、中流、下流)を概観すること。各自テーマを絞り、疑問に思うところを調べ、考察を行い、他者とその事柄についてコミュニケーションを図ること。
授業計画 先ず、履修生の全体を各自の興味に応じグループにわけ、ゼミにおける履修生のアイデンティティーを確保する。次に、各自の進める研究を、その途中経過をも含めて、他の履修生に示す。このように問題を共に考えることにより、他者の考えも取り入れ、研究の方向性を探る。

以下を目安に、新聞、雑誌、図書、ネット等の可能な情報元を活用し、この分野の理解を深める。

1.包括(世界と日本の食)日本企業の海外進出と日本食ブーム
2.包括(世界と日本の食)WTO交渉と保護貿易
3.包括(世界と日本の食)世界の食糧問題
4.上流(農林水産業)農業政策の変遷
5.上流(農林水産業)畜産業の側面
6.上流(農林水産業)地産地消と6次産業の可能性
7.中流(食品加工業)飲料関連の動向
8.中流(食品加工業)菓子関連の動向
9.中流(食品加工業)麺類関連の動向
10.下流(外食産業)ファストフード業界の様子
11.下流(外食産業)カフェ業界の様子
12.下流(外食産業)その他外食産業の展開
13.総合(その他)生産・卸売・小売の構図
14.総合(その他)現代と歴史の中の食のいろあい
15.定期テスト(卒論)
授業時間外の学習(準備学習など) 新聞・雑誌・テレビ・ラジオ等により、食関連を中心に、アンテナを毎日張っておくこと。
評価方法 各自の研究発表が60%、 他の履修生への貢献が40%
テキスト 特に指定なし
その他