南山大学

 
指定
選必
期間
春学期
単位
年次
1
担当者
上野 正樹
他の科目との関連
他学科履修 不可
副題 経営学の基本を学ぶ
授業概要  経営学は、経営戦略と経営組織から成り立ちます。経営学総論Aは、入門テキストをもとに、「経営戦略」に関する基礎を解説します(テキストの前半部分)。おもに経営戦略に関する基本を学ぶことを目標とします。具体的には、競争戦略、ビジネスシステムの戦略、全社戦略(多角化や国際化)、資本と雇用構造の戦略などを扱います。13回目、14回目は、経営戦略の応用領域を扱います。講義では、毎回、具体例(企業や商品やサービスの事例)を紹介します。そして、経営の基本概念と具体例を行き来する経験をします。これによって、経営現象そのものの面白さや、現象を理解する楽しさを実感することも狙います。
 毎回、テキストの予習を前提に授業を進めます。予習は、授業の前日に1時間ほど時間をかけて、指定範囲のテキストを読み、考え、疑問を明確にしておくことです。授業では、パワーポイントを使います。適宜、ノートの取り方や予習の仕方など、勉強方法についても話します。また、DVDなどの教材も活用します。なお、秋学期の経営学総論Bで経営組織に進みます。
学修目標 1.経営学のうち、経営戦略の基本概念を理解する
2.経営現象を知る面白さや楽しさを実感する
授業計画 1.企業のマネジメントとは
2.戦略とは何か
3.競争のための差別化(1)
4.競争のための差別化(2)
5.競争優位とビジネスシステム(1)
6.競争優位とビジネスシステム(2)
7.多角化と事業ポートフォリオ
8.企業構造の再編成
9.国際化の戦略(1)
10.国際化の戦略(2)
11.資本構造のマネジメント
12.雇用構造のマネジメント
13.企業という生き物、経営者の役割
14.コーポレートガバナンス
授業時間外の学習(準備学習など) 予習に1時間かける。具体的には、授業の前に、指定のテキストの箇所を1時間かけて読んでおく。各自の判断で、1時間で読める範囲まで読み進めればよい。難解な用語などはGoogle等で検索し、できるだけ自分で調べておくこと。
評価方法 小テスト(30%)と期末テスト(70%)をもとに評価します。小テストは、不定期に数回実施します。期末テストは、15回目に実施します。授業中、挙手をしての発言(先生への質問・意見)を評価に加えます。詳細は初回の授業で説明します。
テキスト 伊丹敬之・加護野忠男(2003)『ゼミナール経営学入門』第3版, 日本経済新聞社
その他