南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
3・4
担当者
姜  秉国
他の科目との関連 登録する前に統計学を履修したほうが望ましい。
他学科履修 不可
副題
授業概要  経営科学における問題解決法の一つにシミュレーションがある。シミュレーションとは、検討の対象である現象に対して、ある計画を持って望もうとする時、その計画がどのような結果をもたらすかを前もって検討・評価する手法の一つである。そのためには、その現象の推移をコンピュータ上にモデル化しなければならない。そして、そのモデルの上でその計画がどのような結果を得るのか数値的に現象を推移させながら観察するのである。シミュレーションは計画の評価だけではなく現象そのものを理解する上でも多いに役立つ。また、計画に含まれているある要素を変更した時、結果がどう変わるのかを観て計画の見直しを行うのもシミュレーションを行う意義の一つである。したがって、企画を担当する人には自分でモデルを構築しシミュレーションを行える能力が欠かせないといっても過言ではない。このような観点から本講義では現実味のある身近な例を取り上げながら基本的なシミュレーション・スキルを習得するようにする。
学修目標  シミュレーション・スキルの習得。
授業計画 第1回〜第2回:講義(シミュレーション概要)
第3回〜第4回:講義(統計学的知識の確認と補強)
第5回〜第8回:ケース(1)(モデル構築と課題発表)
第9回〜第11回:ケース(2)(モデル構築と課題発表)
第12回〜第14回:ケース(3)(モデル構築と課題発表
第15回    :まとめ
授業時間外の学習(準備学習など) 第1週目に提示する参考書の予習をしておくこと。
評価方法 課題発表及びレポート(70%)、出席(30%)で評価する。
テキスト 適宜指示する。
その他 第1日目の授業はコンピュータ教室ではなく一般教室で行う。