南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
1
担当者
副田 隆重
他の科目との関連 物権法、契約法、不法行為法、家族法、債権法総論等を受講する上で、履修が不可欠である。
他学科履修
副題
授業概要 民法総論は民法のみならず、私法に関する学習の出発点となる。
私法の一般法としての民法の意味、民法全体を支える基本原理・原則を踏まえて、民法第1編「総則」に規定されるさまざまな内容について、現実の適用場面である判例等にも触れながら、基本的なしくみを説明する。
学修目標 (1)民法の意義・基本原理等について理解する。
(2)民法総則の内容について理解を深める。
(3)条文の読み方、解釈の方法など、民法学習に必要な基礎的知識を身につける。
授業計画 1   講義ガイダンス/民法とは何か
2   民法の歴史
3   民法の基本原則とその修正
4,5 権利の主体(自然人を中心に)
6,7 行為能力
8   権利の客体(物)
9〜10 法律行為総論
11〜17 意思の欠缺、瑕疵ある意思表示
18〜22 代理
23   無効・取消、条件・期限、期間の計算
24〜26 時効
27,28 法人制度
授業時間外の学習(準備学習など) 授業の予習および復習(とくに復習)をしないと力は身に付かない。
評価方法 定期試験成績が100%だが、小テストなどを実施した場合は期末試験成績が80%、小テスト成績が20%。
テキスト 副田・中舎・山=『新・民法学1 総則[第3版]』(成文堂)
その他 六法を必ず持参して、その都度条文を確認すること。