南山大学

 
指定
期間
通年
単位
年次
2
担当者
松浦 以津子
他の科目との関連 民法総論、物権法、契約法、債権総論、不法行為法
他学科履修 不可
副題 重要判例の検討をとおして民法の財産法について学ぶ。
授業概要 財産法に関する重要な判例の検討を行う。
授業の進め方は、毎回予め報告担当者(主担当、副担当)を決めて、担当者が報告をする形式で行う。
学修目標 報告を担当する判例を調べる過程で、調べる方法、自分の長所・弱点を認識することを学びます。他の担当者と連絡を取り合い、協力して、プレゼンテーションの方法を工夫します。報告の場では、時間管理と参加者の反応を見ながらプレゼンする経験をします。楽しく学習できることが究極の目標です。
授業計画 1.はじめに ゼミの進め方について&自己紹介
2.最判平成13・3・27民集55・2・434
3.最判昭和59・4・10民集38・6・557
4.最判昭和50・2・26民集29・2・143
5.最判平成9・7・1民集51・6・2452
6.最判昭和33・8・28民集12・12・1936&最判平成18・1・17民集60・1・27
7.大判昭和17・9・30民集21・911&最判昭和41・11・22民集20・9・1901
8.最判昭和33・6・20民集12・10・1585
9.最判昭和42・6・23民集21・6・1249
10.最判平成13・11・27民集55・6・1311
この週までに、全員が報告を担当することになる予定である。以後は、次の各テーマについて、報告判例を担当者が選ぶこととする。
11.時効と占有の性質
12.即時取得
13.債権者代位権
14.詐害行為取消権
15.連帯債務者間の求償権と相殺
16.不真正連帯債務
17.債権譲渡
18.債権の準占有者への弁済
19.弁済の提供
20.相殺
21.解除
22.贈与
23.手付
24.賃貸借
25.転貸
26.敷金の返還請求
27.同時履行の抗弁権
28.売主の担保責任
授業時間外の学習(準備学習など) 毎回報告される判例について予習すること。
評価方法 報告・報告内容が50%、議論への参加寄与度が20%、レポートが30%
テキスト 資料を適宜配布します。
その他