南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
2〜4
担当者
伊藤 司
他の科目との関連
他学科履修
副題
授業概要  民法第四編「親族」および第五編「相続」を概説する。この両編は、主として家族に関わるという点で一致していると言えるが、元来全く異なる法制度というべきであり両編それぞれに独自の思考を必要とする。そこで、このような違いに留意しつつ、できるだけ多くの判例を参照しつつ講義をしたい。なお、民法第四編、第五編の改正作業が進行中であり、近い将来改正が行われることが予測される。このため、講義では、法務省民事局参事官室より公表されている「民法の一部を改正する法律案要綱」についても検討を加える予定である。
学修目標  民法第四編および第五編についての概括的な知識を得るとともに、条文を使用して、現代における様々な家族および相続の問題の解決を図る能力を養う。
授業計画 1.〜3. 家族法序説・総論
4.〜7. 婚姻の成立
8.〜10. 婚姻の効力
11.〜13. 離婚
14.〜15. 内縁など
16.〜17. 実親子関係
18.    養親子関係
19.    人工生殖における諸問題
20.    親権、後見、扶養など
21.〜22. 相続人・相続分
23.    共同相続財産
24.    遺産分割
25.    相続回復請求権
26.    遺言
27.    遺贈
28.    遺留分減殺請求権など
授業時間外の学習(準備学習など) 上の〔授業計画〕を参照して、テキストの該当部分の予習をしておくこと。
評価方法 定期試験の結果による。
テキスト 開講時に指示する。
その他