南山大学　シラバス検索用

指定	選	期間	通年
単位	４	年次	3・4
担当者	倉持　孝司

他の科目との関連	憲法Ａ・Ｂを履修していることが望ましい
他学科履修	不可
副題	憲法の事例問題の検討、憲法問題の調査を通して憲法について認識を深める
授業概要	本演習は、「憲法演習」である。　次項の「学修目標」をふまえて、憲法の事例問題の検討、さらに各自の関心に従った憲法問題の調査を通して憲法についての認識を深める。　進め方については、演習は、やはり参加者の主体性によって支えられるものだと思うので、例えば各回でとりあげられる憲法の事例問題について、グループを作るなどして分担して調べ検討し、それを発表し、全員で質疑応答・議論をするという形が基本となる（なお、演習を利用して「ディベート力（りょく）」とでもいうべきものを身につけることは、将来大きなアドヴァンテージとなると思われる。）。
学修目標	さしあたり、本演習の目標として次の二つをあげておく。　一、一・二年次で学習したことをふまえて、事例問題の検討を通して憲法知識の定着をはかること。　二、憲法の現実を知るために、あるいは現実を憲法の観点から検証するために、憲法問題を十分に調査し議論をすること。
授業計画	春学期は、憲法の事例問題の検討を中心に行う。　秋学期は、各自関心のある憲法問題を取り上げて調査・発表する。　２００９年度ミドル演習で取り上げられた憲法問題を例示すると、裁判員制度、憲法改正、ねじれ国会、監視カメラ、靖国公式参拝、プロ野球組合のストライキ、議員定数問題など。　なお、上記はさしあたっての「予定」で、実際に演習をどのように運営するかは参加者と相談して決定される。
授業時間外の学習（準備学習など）	報告担当者は、主としてグループで場合によっては単独で十分に調査をし、グループの場合は準備作業の過程で集合する機会を持ち事前に十分に議論をすること。他の参加者は、扱われる問題について教科書等で予習をしておくこと。
評価方法	日常点が50％、レポートが50％
テキスト	一年次に使用の憲法テキスト
その他