81435 情報法
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選 |
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春学期 |
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2 |
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3・4 |
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角田 篤泰 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | |
授業概要 | 情報通信関連の法令に関連する特徴的な事例の中で、他の法律科目で扱われない事象を中心に講義を行う。特に技術的な理解を必要とする問題について解説を行うとともに、実習や課題演習を通じて理解を深めてもらう。さらに、法律と情報の本質に対する理解を深めるために、言語や情報の基礎的なトピックスも扱う。 |
学修目標 | 主な情報通信関連の法令の概要理解と、それら法令に関連する法律問題を理解するために必要な情報処理の基礎知識を習得する。 |
授業計画 | 1.オリエンテーション(シラバスシステムの登録、利用方法、講義概要説明) 2.基本概念と原理(コミュニケーション、言語、情報、デジタル、コンピュータ等の概念) 3.法的な論点の傾向と本質(コピー可能性、解釈の多様性、表現と意味の齟齬) 4.不正アクセス(不正アクセス防止法と不正アクセスのしくみ) 5.不正コピー(著作権法とコピー方式) 6.個人情報保護(個人情報保護法と情報検索) 7.公衆送信(著作権法とネット発信のしくみ) 8.ウィニー事件(ウィニー事件の概要とP2P技術) 9.プロバイダ責任(ネット掲示板での誹謗中傷と対応) 10.ネット詐欺(フィッシングやワンクリ詐欺の手口と法的問題) 11.ネット犯罪捜査 12.セキュリティポリシー 13.法律と情報(先端研究の紹介) 14.まとめ |
授業時間外の学習(準備学習など) | 毎回の講義で出題される課題のうち、授業時間内に解答できなかったものは、全て授業時間外の課題となる。また、授業中の実習で上手くできなかった作業についても各自で復習(練習)し、技能習得や動作確認を必ず行っておかなければならない。 |
評価方法 | 総合評価による。配分は出席が20%、毎回の課題が40%、最終課題が40%とする。ただし、10回以上の出席、90%以上の課題提出、および最終レポートの提出は、成績評価のための最低要件とする。したがって、これらを満たさない者はリタイヤしたものとみなす。特に、出席要件を満たさない者は欠席過多と評価される。 |
テキスト | 特に指定しない。 |
その他 | 法科大学院等で利用しているNLSシラバスシステムを利用する。また、パソコンを利用して授業を進めるため、文字入力やファイルのコピーなど、基本的なパソコン操作ができることを条件とする。 |