南山大学　シラバス検索用

指定	選	期間	春学期
単位	２	年次	4
担当者	玉井　利幸

他の科目との関連	会社法A、会社法B
他学科履修	不可
副題	会社法の重要問題
授業概要	会社法の重要問題に関する判例や学術的な論文を素材とした課題を毎回与える。受講生はその課題の設問に答え、予め提出した上でゼミに参加し、討論を行う。課題に対する解答はA４で１〜２枚程度である。課題への解答は、毎回、全員が提出する必要がある（単位修得のための前提条件である）。
学修目標	会社法の重要問題についての理解を深め、学術的な裏付けのある、自分なりの意見を持つことができるようにする。
授業計画	参加人数等によって変更がありうるが、現在のところ以下の内容を予定している。１．ガイダンス・序論（１）２．序論（２）３．株主総会４．取締役・取締役会５．内部統制６．責任追及７．募集株式発行８．新株予約権９．敵対的買収（１）主要目的ルール 10．敵対的買収（２）買収防衛策（１） 11．敵対的買収（３）買収防衛策（２） 12．友好的買収（１）MBO 13．友好的買収（２）取引保護条項 14．株式の公正な価格
授業時間外の学習（準備学習など）	伊藤靖史編著『会社法　リーガルクエスト』の該当ページを読むこと。事前に配布した課題に取り組み、設問に答え、提出すること。
評価方法	課題が60％、発言が40％。単に出席しているだけでは単位の修得はできないので注意すること。
テキスト	課題を用意する。参考書は、現在のところ伊藤靖史編著『会社法　リーガルクエスト』有斐閣（2009年）を予定している。必要であれば、開講時に他の文献を指定する。
その他	会社法の単位を取得していることが望ましい。単位取得は必須ではないものの、会社法の理解と知識が十分にあることを前提にゼミを進めていく。初回に演習の進め方や課題、成績評価について詳しい説明を行うので、受講を希望する者は必ず出席すること。初回に出席しなかったことから生じる全てのリスクは学生が引き受けねばならないので注意すること。