81591 法学演習F
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選 |
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秋学期 |
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2 |
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倉持 孝司 |
他の科目との関連 | 憲法A・Bを履修していることが望ましい |
他学科履修 | 不可 |
副題 | 憲法の基本書を読む |
授業概要 | 現在もなお憲法の基本書として最も定評のある芦部信喜『憲法』(岩波書店)「第2部 基本的人権」を読みながら、そこに引用されている判例を検討していく。 進め方としては、各回の担当者を決めレジュメを用意し報告をしてもらい、それに基づき参加者全員で質疑応答などをしながら検討するという形が考えられる。 |
学修目標 | 法科大学院への進学をめざしているあるいは予定している学生が、これまで行ってきた憲法学習をふまえて、芦部・憲法を丁寧に読み判例を検討することによって、憲法の基本(主に、人権領域)を身につけることを目標とする。 |
授業計画 | 1.ガイダンス 2.芦部・憲法、第5章 基本的人権の原理 3. 同 上 、第6章 基本的人権の限界 4. 同 上 、第7章 包括的基本権 5. 同 上 、第7章 法の下の平等 6. 同 上 、第8章 思想・良心の自由 7. 同 上 、第8章 信教の自由 8. 同 上 、第9章 表現の自由 9. 同 上 、第9章 表現の自由(続き) 10. 同 上 、第10章 職業選択の自由 11. 同 上 、第10章 財産権 12. 同 上 、第10章 参政権 13. 同 上 、第13章 生存権 14. 同 上 、第13章 教育を受ける権利、労働基本権 |
授業時間外の学習(準備学習など) | 報告担当者は、教科書を読み、あわせて判例につき、十分に調査をし検討をしておくこと。他の参加者は、扱われる問題について教科書等で予習をしておき質疑・議論に積極的に参加すること。 |
評価方法 | 授業への取組み状況が50%、レポートが50% |
テキスト | 芦部信喜、高橋和之補訂『憲法(第4版)』(岩波書店、2007年) |
その他 | 上記のように法科大学院進学をめざしているあるいは予定している学生が対象となる |