南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
1・2
担当者
松根 伸治
講義題目 アンセルムスの自由意志論
開講キャンパス
授業概要 十一世紀の思想家カンタベリーのアンセルムスによる『選択の自由について』を読み、キリスト教精神史における「恩寵」「自由」「意志」「正しさ」「罪」などの重要概念について考える。
学修目標 (1)アンセルムスの思想内容と論じ方の特徴を理解すること。
(2)中世ラテン語テキストを読解・研究する方法を学ぶこと。
授業計画 初回はイントロダクションのため予習は必要なし。第2回以降テキストの輪読をおこなう。内容に関心があるがラテン語に自信のない人は、近代語訳や日本語訳による参加も可。
授業時間外の学習(準備学習など) 次回範囲の予習(訳文の作成)。
評価方法 平常点(50%)と期末レポート(50%)によって評価。
テキスト ラテン語テキスト(Anselmus, De libertate arbitrii. F. S. Schmitt編全集所収)はコピーを配布する。日本語訳=古田暁訳「選択の自由について」、『アンセルムス全集』(聖文舎、1980年)所収。
その他