92116 キリスト教精神史研究
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選 |
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春学期 |
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2 |
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1・2 |
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松根 伸治 |
講義題目 | アンセルムスの自由意志論 |
開講キャンパス | |
授業概要 | 十一世紀の思想家カンタベリーのアンセルムスによる『選択の自由について』を読み、キリスト教精神史における「恩寵」「自由」「意志」「正しさ」「罪」などの重要概念について考える。 |
学修目標 | (1)アンセルムスの思想内容と論じ方の特徴を理解すること。 (2)中世ラテン語テキストを読解・研究する方法を学ぶこと。 |
授業計画 | 初回はイントロダクションのため予習は必要なし。第2回以降テキストの輪読をおこなう。内容に関心があるがラテン語に自信のない人は、近代語訳や日本語訳による参加も可。 |
授業時間外の学習(準備学習など) | 次回範囲の予習(訳文の作成)。 |
評価方法 | 平常点(50%)と期末レポート(50%)によって評価。 |
テキスト | ラテン語テキスト(Anselmus, De libertate arbitrii. F. S. Schmitt編全集所収)はコピーを配布する。日本語訳=古田暁訳「選択の自由について」、『アンセルムス全集』(聖文舎、1980年)所収。 |
その他 |