92414 日本語文法論A
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選 |
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春学期 |
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2 |
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1・2 |
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町田 奈々子 |
講義題目 | |
開講キャンパス | |
授業概要 | 日本語の文法体系を考察し、日本語教育文法の構築をめざす。いままでさまざまな角度から論じられてきた自動詞文と他動詞文の対応や使役文や受動文、授受構文などの複合述語文などを扱う構文論をはじめとして、ハとガの区別、テンスとアスペクト、関係節、条件節、モダリティー表現や敬語などのトピックを概観しつつ、それぞれの問題の本質的把握につとめながら、日本語の統語論、形態論、意味論に対する理解を深める。 |
学修目標 | 1.日本語の文法を研究するための基本的知識である、品詞やカテゴリーについての知識がある。 2.日本語の動詞、格のシステム、単文構造について理解している。 3.受け身、使役、授受講文などの複合述語構文を理解している。 4.日本語のテンスとアスペクトについての知識がある。 5.日本語の関係節や条件節、モダリティーや敬語などについて理解している。 |
授業計画 | 1.日本語文法概観 2.日本語の語とカテゴリー 3.日本語の自動詞と他動詞 4.日本語の格と単文構造 5.日本語のハとガ 6.日本語の関係節 7.日本語の複合述語構文1(使役文) 8.日本語の複合述語構文2(受動文) 9.日本語の複合述語構文3(授益構文) 10.日本語のテンス 11.日本語のアスペクト 12.日本語条件節 13.日本語のモダリティー 14.日本語の敬語 上記のトピックについて、講義、学生による発表、問題演習、討議を通して日本語教育文法への理解を深める。 |
授業時間外の学習(準備学習など) | 1.授業の前準備として日本語文法、日本語教育文法に関する概説書を読んでおくこと。 2.第2週以降は配布されたプリント教材を【授業計画】の内容に沿って予習しておくこと。 |
評価方法 | 出席30%、発表20%、筆記試験30%、タームペーパー20%により評価する。 |
テキスト | プリント教材を配布する。 |
その他 |