92424 日本語教育研究B
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選 |
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夏期前半 |
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嶋田 和子 |
講義題目 | 日本語教育における実践能力 |
開講キャンパス | |
授業概要 | 日本語教育機関における教育実践をもとに、教師にいかなる資質・能力が求められているかについてマクロ・ミクロ両面から見ていく。本講義では論文や書物をもとにした議論だけではなく、現場の事例をもとにした議論や活動も随時取り入れていく。 |
学修目標 | (1)日本語教師という仕事を総合的に捉え、 仕事の内容・流れ・求められていること、 仕事の意義・課 題などについて理解を深める。 (2)日本語教育現場で求められている教師の資質・能力を理解し、自らのコミュニケーション能力を見つめ直す。 |
授業計画 | 〈日本語教育の現状と課題〉 1.本講義のねらい・内容説明&日本語教育の現状 2.日本語教師という仕事の多様性 〈日本語を「学ぶ・教える・評価する」ということ〉 3.教科書や教材をクリティカルに見ること 4.プロフィシェンシーを重視した教育実践 5.学習者の力を引き出す教師の役割 6.学習者との向き合い方 7.多様な評価のありり方 〈日本語教師に求められる資質・能力〉 8.教師のテクニカル/コンセプチュアル/ヒューマンスキル 9.教師力向上のためのOPI活用(1)—教師の質問力を中心にして 10.教師力向上のためのOPI活用(2)—教材作成・試験開発を中心として 11.教師自身のコミュニケーション能力の振り返り 〈日本語教育の魅力と課題〉 12.日本語教師という仕事の可能性 13.「多文化多言語共生社会」における日本語教育の意義 14.「多文化共生」の視点から見た“日本語を学ぶ”ということ |
授業時間外の学習(準備学習など) | 指定された論文等を事前に読み、しっかりと理解して授業に臨むこと。また、毎日、メールで授業に関するコメントを担当者に送ること。 |
評価方法 | レポート:70%、講義参加度30% |
テキスト | 毎回、プリントを配布する。また適宜関係論文等を配布していく予定。 特に教科書を指定しないが、参考書として以下の3点をあげておく。 門倉正美・筒井洋一・三宅和子『アカデミック・ジャパニーズの挑戦』ひつじ書房、2006 鎌田修・嶋田和子・迫田久美子『プロフィシェンシーを育てる』凡人社、2008 嶋田和子『目指せ、日本語教師力アップ!』ひつじ書房、2008 |
その他 | 特になし |