南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
1・2
担当者
奥田 博子
講義題目 メディア・リテラシー
開講キャンパス
授業概要 グローバル社会においてメディア・リテラシーという概念を把握することが必須であるとの前提に立って、まずその基礎概念を総論的に概観する。日本と米国における最近のマス・メディアの動向を比較検討した上で、次にメディア・ポリティクスの基本的概念、システム、資本主義の市場主義のあり方について検討を加える。さらには、コミュニケーション教育の観点から、どのようにメディアを批判的にみる眼を培うことができるか、討論を重ねる。
学修目標 1.メディア・リテラシーという概念をどのように教育の実践の場に結びつけてゆくかを考える。
2.事例研究および実例の検証を通して、理論と批評実践を結びつけて考える力を身につける。
授業計画 コミュニケーション教育の視点からメディア・リテラシーをメディア・ポリティクスの枠組みを利用して学習する。授業で取り上げる大まかな項目は次の通りである。
1〜2.メディア・リテラシーについて
3.マス・メディアと民主主義
4〜5.メディアのマーケティング市場
6.ジャーナリズムの失墜
7.新しいメディアの台頭
8〜9.メディア・キャンペーン
10.直接提訴のあり方
11.ニュースと世論/輿論
12.政治キャンペーンの最新事情
13.直接提訴が孕むさまざまな問題
14.メディア・ポリティクス再考
15.定期試験(レポート)
授業時間外の学習(準備学習など) 授業の前準備として前回の復習ないし配布されたプリントに目を通しておくこと。
評価方法 出席(20%)+授業討論への参加(40%)+レポート(40%)
テキスト 適宜指定/配布する予定。
その他