南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
1・2
担当者
渡邉 学
講義題目 日本の宗教社会学
開講キャンパス
授業概要 宗教学の方法論のひとつとして社会学的なアプローチを研究し、特に日本におけるその展開を検討する。宗教社会学の成立および歴史をたどりながら、その方法論と主な理論を紹介し、宗教と社会の接点、宗教の社会的機能、現代社会における宗教の貢献と問題点を検討する。現在の宗教社会学の理論に焦点を与えるが、学生の研究課題にあわせて個別研究を決定する。
学修目標 1)日本の宗教社会学の代表的な研究について学修する。
2)宗教社会学的な問題提起のあり方について学ぶ。
3)宗教社会学のテーマについて明らかにする。
4)宗教社会学の研究方法を具体的に検討する。
5)宗教社会学的な論文の書き方を学修する。
授業計画 1)〜2)「日本の宗教社会学」概説
3)〜5)宗教の社会的性格
6)〜7)家・家族と宗教
8)〜9)地域社会と宗教
10)〜12)教団組織と宗教
13)〜14)宗教と社会的変動
授業時間外の学習(準備学習など) 1 講義の前準備として宗教社会学関係の書籍をあらかじめ読んでおくこと。
2 配付資料や教科書の当該個所をあらかじめ予習しておくこと。
評価方法 講義への積極的参加(10%)、分担箇所の発表(20%)とレポートの提出(70%)によって評価を行う。
テキスト 宮家準他編『リーディングス日本の社会学』19巻〈宗教〉(東京大学出版会)
その他 適宜資料を配付する。