南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
1〜
担当者
荒井 好和
講義題目 銀行行動を検証する
開講キャンパス
授業概要 金融ビッグ・バンから銀行危機までの、わが国金融システムの激動期に焦点を当て、その間の銀行行動について考える。検討すべき事柄は、つぎの三つである。(1)ビッグ・バンは銀行行動にどのような変化をもたらしたか。(2)銀行危機に対して採られた金融政策・金融行政のもとで、銀行の行動はどのような変更を求められたか。(3)新たに導入されるバーゼルIIは銀行にどのような影響をもたらすか。
学修目標 上記の三つの検討事項に関する文献・資料をとりあげ、それらを批判的に読んでいく。
この講義の目標は、
(1)ビッグ・バン・銀行危機・新しいBIS規制といった、銀行を取り巻く金融環境に関する知識を習得す   ること
(2)銀行行動に関する理論を修得すること
である。
授業計画 1〜2.金融ビッグ・バンと銀行行動
3〜5.バブル崩壊後の銀行経営
6〜7.金融政策と銀行行動
8〜10.金融再生プログラムと銀行会計—税効果会計、DCF法
11〜12.バブル崩壊とBIS規制
13〜14.バーゼルIIの導入と銀行経営
授業時間外の学習(準備学習など) 指定された資料・文献を読んで予習しておくこと。
評価方法 毎回の報告内容(60%)とレポート(40%)で評価する。
テキスト 初回の講義時に文献リストを配布する。資料は当方で用意する。
その他