Ⅰ.授業の概要
①講義科目名(単位数) |
企業法務(会社法務)(2単位) |
②担当者名 |
石原 真二 |
③科目の種類 |
展開・先端科目 |
④必須の有無 |
選択 |
⑤配当学年・学期 |
2・3年(既修者コース:1・2年)・秋学期 |
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⑥授業の概要 |
会社法の基礎的な知識を確認し、具体的事例に基づいて、企業法務担当弁護士としてと視点で法的解決手段を検討する。 |
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⑦到達目標 |
企業法務担当弁護士としていかなるスキルを身につける必要があるかを習得する。 |
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⑧成績評価の基準と方法 |
小テスト及び授業中の発言内容(40%)と期末試験(60%)。 |
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⑨教科書 |
神田秀樹『会社法(第11版)』(弘文堂、2009年) 基礎から学べる会社法(弘文堂) |
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⑩参考文献・参考資料 |
判例100選・必要に応じ事前に提示します。 |
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⑪履修条件その他の事項 |
特に無し |
Ⅱ.授業計画
回 担当 |
①テーマ |
授業内の学修活動 |
④授業時間外の学修活動等 |
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②ねらい・内容 |
③授業方法・工夫 |
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1 |
会社は誰のものか? |
会社と株主及び利害関係者との法的関係について考察する。 |
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2 |
資金調達 1 |
資金調達の方法について |
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3 |
同 2 |
募集株式の発行について |
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4 |
事業承継 |
現在中小企業の後継問題がクローズアップされているが、事業承継について検討する。 |
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5 |
種類株式 1 |
種類株式一般について学ぶ。 |
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6 |
同 2 |
種類株式を利用した事業承継方法を検討する。 |
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7 |
企業提携 1 |
事業承継の手段としてとられる企業提携について考察する。 |
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8 |
同 2 |
主に事業譲渡・合併・会社分割について考察する。 |
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9 |
同 3 |
主に株式の取得(株式交換・株式移転)について考察する。 |
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10 |
株主総会 1 |
株主総会の手続き・運営について検討する。 |
総会招集通知・添付書類を参考に株主総会の運営方法・説明義務等について勉強する。 |
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11 |
同 2 |
添付書類(計算書類)から何を読み取るか? 剰余金の配当 |
株主総会の勉強の中で計算書類・配当制限等についても勉強する。 |
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12 |
取締役・取締役会 1 |
取締役と会社との関係について |
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13 |
同 2 |
取締役の責任について。 |
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14 |
会社に関する訴訟 |
株主総会決議取消・株主代表訴訟など |
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15 |
まとめ |
企業担当弁護士は、企業から何を期待されているのか? |
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