00007 宗教論[SE]3 宗教論[PP]3
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必 |
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春学期 秋学期 |
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寺尾 寿芳 |
他の科目との関連 | |
履修対象学科 | |
副題 | 世界の宗教 |
授業概要 | 人類が継承してきた文化には、人々の宗教心が深く関わっている。よって、現代の社会文化を理解するには宗教に関する理解が不可欠である。また、キリスト教が持つ価値を正しく評価するためには宗教そのものの理解が必要である。本講義では、宗教理解への入門として特定の宗教を取り上げるとともに、宗教現象の分析を通じて、宗教がもつ文化的・社会的意味、宗教と人間観・世界観の関係について考察する。この講義を通じて宗教に対する理解を深めるための基礎的な枠組みを修得することを目指す。 |
学修目標 | あらゆる領域でグローバル化が進展する現代において、文明の展開において強力な推進力となる宗教についての知識を身につけることは、「文明の衝突」を避けるためにも、不可欠の教養である。本講義においては、ユダヤ教やイスラームといった一神教、神道やヒンドゥーといった多神教、さらには「神」を立てない仏教というように多様な形態で存在する世界の諸宗教に触れ、形成途上の地球文明を主体的に担う者にとって欠くことができない宗教的基礎知識の修得を目指す。 |
授業計画 | 1. オリエンテーション 2. 神道 3〜5. 仏教 6. 道教 7〜8. ヒンドゥー教 9. ゾロアスター教 10. ユダヤ教 11〜12. イスラーム 13. 世界の信仰における共通要素 14. 信仰と風土 15. 定期試験 |
授業時間外の学習(準備学習など) | 1 初回授業開始までに、高校の世界史教科書における宗教関係の項目を再読しておくこと。 2 テレビなどで放映される宗教文化関係の教養番組を積極的に視聴すること。 3 教科書を予習復習に積極的に活用すること。 |
評価方法 | 平常点(30%)、試験(形式未定、70%)による総合評価。なお欠席数が授業予定総時数の三分の一を超える場合、欠席過多のため失格となるので注意すること。 |
テキスト | 教科書として、加藤智見著『世界の宗教と信仰−−八つの型と共存への道』(大法輪閣、2005年)を使用する。毎回必ず持参すること。参考文献については講義のなかで適宜紹介する。 |
その他 | 授業計画に関しては、受講者数、受講生の関心、進捗状況等により若干変更する場合がある。評価方法に関しても、諸状況を考慮し配点比重等を変更する可能性がある。なお、本講義においては主体的なノートテイキングが必須である。また受講者が高校履修程度の日本史・世界史・現代社会(倫理)の知識をすでに持っているという前提で講義を進める。講義中のパソコン使用を禁止するので、登録にあたりあらかじめ注意すること。 情報理工学部学生又は数理情報学部学生を対象とする授業は、次の JABEE 対応コース「情報技術専修コース」の学習・教育目標に対応する(小項目:A-1)。 |