南山大学

 
指定
期間
春学期
秋学期
単位
年次
2
担当者
寺尾 寿芳
他の科目との関連
履修対象学科
副題 キリスト教と倫理
授業概要  南山大学の教育、研究の基礎をなすキリスト教的ヒューマニズムを身につけるために、キリスト教の歴史やその中心的な教えを旧約聖書・新約聖書に基づいて 考察する。イエス・キリストの人間性やその教えを理解することにより、人間の文化的活動の根底にある宗教的ヒューマニズムを学ぶ機会を提供する。
学修目標  「キリスト教と倫理」というテーマで、われわれ人間がこの世で生き抜いていくために不可欠な勇気と「円い」を基礎付ける視座を獲得するために、キリスト教を初歩から学んでいく。
授業計画 1 オリエンテーション
2 キリスト教初歩の初歩
3 キリスト教のはじまり(1)—イエス以前
4 キリスト教のはじまり(2)—イエスの登場
5 倫理とは何か
6 倫理の核心としての愛(1)
7 倫理の核心としての愛(2)
7 聖書とは何か
8 旧約聖書(1)
9 旧約聖書(2)
10 新約聖書(1)
11 新約聖書(2)
12 受難
13 復活
14 まとめ
15 試験
授業時間外の学習(準備学習など) 1 初回授業開始までに、高校の世界史教科書における宗教関係の項目を再読しておくこと。
2 テレビなどで放映されるキリスト教関係の教養番組を積極的に視聴すること。
評価方法 平常点(30%)、試験(形式未定、70%)による総合評価。なお欠席数が授業予定総時数の三分の一を超える場合、欠席過多のため失格となるので注意すること。
テキスト 聖書(旧約と新約)(初回の講義において説明する)
その他 授業計画に関しては、受講者数、受講生の関心、進捗状況等により若干変更する場合がある。評価方法に関しても、諸状況を考慮し配点比重等を変更する可能性がある。なお、本講義においては主体的なノートテイキングが必須である。また受講者が高校履修程度の日本史・世界史・倫理(現代社会)の知識をすでに持っているという前提で講義を進める(自信がない受講生は各自学習すること)。講義中のパソコン使用を禁止するので、登録にあたりあらかじめ注意すること。
数理情報学部学生を対象とする授業は、次の JABEE 対応コース「情報技術専修コース(情報通信学科・情報システム数理学科)」の学習・教育目標に対応する(小項目:A-1)。