南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
2
担当者
CAVALLAR, Osvaldo
他の科目との関連
履修対象学科
副題 マキャヴェーリに於ける宗教の評価と批判
授業概要  或る宗教について何かを学ぶより、一人の多才な著者の全集を通読しながら宗教の評価と批判を検討することがこの講義の主な目的である。幅広いテキストの種類(政治・歴史・文学・喜劇・書簡等)を解読しながら、宗教の多彩な次元とその歴史性を浮き彫りにする。当たり前のことですが、マキャヴェーリが批判した宗教はキリスト教であるが、しかし歴史家としてローマ人の宗教にも言及した。時に厳しい批判を土台にして、マキャヴェーリの理想的なキリスト教のイメージを追求する。
学修目標 テキストのクリティカルな解読力を身につける。
授業計画 1.  最初の書簡
2−3.政府の書記局長としての経験
4−5.「君主論」に向かって
6−7.教会の支配権
8−9.「ディスコルシ」に於ける教会と宗教
10−11.「ディスコルシ」から「フィレンツェ史」へ
12−13.「フィレンツェ史」
14−15.「マンドラゴラ」
授業時間外の学習(準備学習など) 授業時間外の学習
一 大学に来る前に朝御飯を食べること
一 毎日最低限度30分位運動をすること
一 毎日45分位新聞、特に社会解説の欄、を読むこと
評価方法 課題レポート30%、定期試験70%
テキスト マキャヴェーリ全集、配布物
その他