南山大学

 
指定
期間
春学期
秋学期
単位
年次
1
担当者
松本 陽子
他の科目との関連
履修対象学科 総合政策
副題 文化についての発見学習
授業概要 初歩的な言語運用を活用しながら、ワークシートやイラスト、写真、体験型ゲームやインタビューなど、言語使用の場を通して、文化について体験的に把握し、理解を構築する。
学修目標 1 文化の構成要素について知っている。必ずしも国家と同義ではないことや、サブカルチャーについても知っている。自分が帰属する文化を認識し、他との比較の中で優劣ではない相対化によって把握できる。
2 アイデンティティーについて知っている。集団アイデンティティーの要素を理解し、その功罪について把握する。
3 文化接触のダイナミクスにおいて起こりうる問題を知っている。移民や文化変容、マイノリティーの問題について、科学的に思考することができる。
授業計画 第1週 授業の進め方についてのガイダンス
第2週 私とは何か(自己像、自己紹介、表情と私)
第3週 ネットワークの中の人間(ワークシート:グローバルビンゴ、地図の作成)
第4週 文化とは何か(文化の構成要素ゲーム) 
第5週 学生発表1(テーマ:私のふるさと)
第6週 アイデンティティーと帰属(私の友達、居場所)
第7週 接触と変容(適応、日本における移民の実態、少数民族)
第8週 学習者によるアイデンティティーワーク(変化、発見、比較)
第9週 学生発表2(所属グループ)
第10週 異文化の懸け橋1(異文化接触ゲームを元に)
第11週 異文化の懸け橋2(教育、学習観について)ビデオ視聴「ろうあ者」
第12週 異文化の懸け橋3(多文化主義、同化政策)
第13週 学生発表3(政策と文化)
第14週 小括
第15週 定期試験
授業時間外の学習(準備学習など) 授業で指定された課題の準備
評価方法 講義中に課す発表とレポートによる。
テキスト 特に無いが、レジュメやPPT資料、ワークシートを適宜用いる。
その他