南山大学

 
指定
選必
期間
春学期
単位
年次
1〜4
担当者
浜名 優美
他の科目との関連
履修対象学科
副題
授業概要  社会学、歴史学、フェミニズム思想などの成果を視野に入れ、17世紀後半から21世紀初頭までの代表的な女性思想の理論的総括をおこない、現代における女性と社会、女性と文化の現状を確認したうえで、従属関係のない男と女の関係をどのようにして築いていくことができるのかを検討する。

【学修目標】   制度的に男女平等が実現するまでいかに多くの困難があったか、また人々の「無意識」のレベルにおける差別を取り除くのはいかに大変であるかを理解することを学習の目標とする。
学修目標
授業計画 1.  序論−女性学について
2.  プーラン・ド・ラ・バールの男女平等論
3.  ルソー『エミール』における近代的女性と家族
4.  フランス革命期の女性たち
5.  19、20世紀の婦人参政権運動
6.  ボーヴォワール『第二の性』について
7.  ウーマンリブ
8.  ジェンダーの問題
9.10.女性解放理論と運動
11.12.先進諸国の男女平等実現政策と今後の課題
13.  アニメ、漫画における戦闘美少女の問題  
14.  総括

【授業時間外の学習(準備学習など)】 1)少なくともボーヴォワール『第二の性』をあらかじめ読んでおくこと。
2)フェミニズムに関する研究書を読むように努力すること。
授業時間外の学習(準備学習など)
評価方法 筆記試験による(欠席過多を適用する)。
テキスト テキストはないがボーヴォワール『第二の性』(新潮文庫)、イリガライ『差異の文化のために』(法政大学出版局)など。
その他 この科目は、次の JABEE 対応コース「情報技術専修コース」の学習・教育目標に対応する(小項目:A-3)。