南山大学

 
指定
期間
春学期
秋学期
単位
年次
4
担当者
山田 望
他の科目との関連 宗教論、キリスト教概論、国家と宗教
他学科履修 不可
副題  文明と宗教 —キリスト教文明の光と陰に関する歴史的・実証的研究
授業概要  本プロジェクト研究では、地中海世界の宗教の中でも、とりわけ古代キリスト教の成立と中世におけるその発展がもたらした功罪両面の諸問題について、歴史的・実証的に研究することを目的とする。研究の際、特に重要な前提として、あくまでも歴史学の方法論を駆使して研究を行うことが必要とされ、したがって、この研究に取り組む者は、いかなる宗教的偏見や護教的見解からも自由であることが求められる。
学修目標  プロジェクト研究IIIでは、設定された自分のテーマについて、論文のアウトラインを決め、それに従って執筆を開始することが重要な目標となる。そのために、必要な文献をデータベースを駆使して探し出し、読破、消化しながら、常にアウトライン全体を見渡しつつ、その細部を修正しながら執筆を進める。プロジェクト研究IVでは、教員の個別指導を中心に論文の後半を書き進め完成させることが目標となる。そのために、毎回の授業では、書き進めたところまでの成果を披露してディスカッションを行い、その結果を論文内容に反映させる
授業計画 1.プロジェクト研究III・IVの説明と展望
2.論文執筆の方法(その1)
3.論文執筆の方法(その2)
4.論文執筆の方法(その3)
5〜13.発表とディスカッション
14.総括と展望
授業時間外の学習(準備学習など)  自分の発表の下調べとレジュメ、発表原稿を準備する。プロジェクト研究執筆のための文献検索、文献整理、文献読破、ならびに論文執筆。
評価方法  出席状況(30%)と論文(レポート)の執筆内容(70%)
テキスト  資料を授業中に配布する。
その他