11466 総合政策論III(政治変動論)
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選必 |
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秋学期 |
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2 |
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3〜 |
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星野 昌裕 |
他の科目との関連 | 地域政治変動論、中国政治論、政治・経済と人間の尊厳A |
他学科履修 | 可 |
副題 | 東アジアの国際関係 |
授業概要 | 東アジアという地域は、民主主義と権威主義、資本主義と社会主義、先進国と発展途上国が共存し、民族的、言語的、宗教的な多様性を内包する地域である。近年、こうした特徴をもつ東アジアにも共同体創設の動きが見られるようになった。その将来的可能性を探るために、本授業では近現代史の長期的なスパンにたって東アジア地域の構造変動プロセスを分析する。 |
学修目標 | 現代東アジアの国際秩序が如何に形成されてきたかの理解を深め、長期的な視点から東アジア地域の将来像を描きだす分析枠組を修得してもらう。 |
授業計画 | 1.「東アジア」の領域設定 2.近代東アジアの国際関係 3.西洋の衝撃 4.日中戦争期の東アジア 5.戦後の中国・台湾における政治変動 6.東アジアの秩序形成とアメリカ・ソ連 7.東アジアにおける「冷戦」構造の形成 8.中ソ対立 9.米中接近と日中国交正常化 10.中国における改革開放と対外政策の転換 11.台湾の民主化と中台関係の構造変動 12.天安門事件と冷戦崩壊 13.アジアにおける多国間枠組の進展 14.日中関係と東アジア共同体 15.期末試験 |
授業時間外の学習(準備学習など) | 授業の進展に応じて、当該時期の東アジア近現代史を予習しておくこと。 |
評価方法 | 期末試験 |
テキスト | 授業で指示する。 |
その他 |