11523 地域経済論
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選 |
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夏期前半 |
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2 |
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3〜 |
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岡田 知弘 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | |
授業概要 | 1980年代後半以降、経済のグローバル化が進展するなかで、日本の地域経済、地域社会は大きく変動してきています。加えて、経済構造改革政策や市町村合併政策、「三位一体の改革」の遂行によって、経済格差や地域間格差が大きな問題になってきています。 本講義では、このような現代日本における地域経済の変動のメカニズムを明らかにするとともに、「地域活性化」を目標とした戦後の地域開発政策や現代の企業誘致政策の検証を行ったうえ、その失敗の経験から学びながら、あるべき地域再生の方向を、都市及び農村における具体的な事例を紹介しながら講義していきます。 |
学修目標 | 1)地域経済を把握するうえで必要な代表的な理論の概略を学びます。 2)上との関係で、現代日本の地域経済が抱える問題点の理解を図ります。 3)戦後の地域開発政策の展開過程と、そこでの教訓を学びます。 4)今後の地域再生にとって何が必要なのかを考えてみます。 |
授業計画 | (1)ガイダンス(2)都市と農村の分離(3)都市と農村の対立(4)地域経済の不均等発展(5)戦後復興と河川総合開発(6)高度経済成長と新産業都市(7)新全総と「日本列島改造論」(8)オイルショックと「三全総」(9)四全総と大規模プロジェクト(10)リゾート開発と地域(11)経済のグローバル化と地域経済(12)市町村合併と地域経済(13)都市の「成長管理」(14)農村と国土の持続的発展のために(15) |
授業時間外の学習(準備学習など) | 授業の前・後に、上の授業計画を参照して、テキストの該当部分を読んでおくこと。 |
評価方法 | 試験及び出席状況によって評価する。 |
テキスト | 岡田知弘『地域づくりの経済学入門』自治体研究社、2005年 岡田知弘他『国際化時代の地域経済学』第3版、有斐閣、2007年 |
その他 |