31112 情報通信学実習II
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必 |
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秋学期 |
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2 |
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3 |
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金 知俊 横森 励士 中道 上 |
他の科目との関連 | 情報通信学実習I |
他学科履修 | 不可 |
副題 | |
授業概要 | 情報通信学実習Iに引き続き、複数教員の担当により、情報科学、ソフトウェア工学、通信工学や、それらの応用の分野についてソフトウェア試作等の実習を通して、これまでに学習した理論的内容のより深い理解を得る。 |
学修目標 | 1.ソフトウェア工学で用いられる概念を説明できる。 2.オブジェクト指向言語Javaの特徴を理解し、簡単なプログラムを作成できる。 3.プログラムを分析する方法を理解し、簡単なプログラムに対して適用できる。 4.代表的な通信プロトコルについて知っている。 5.ディジタル音声と動画像の入出力と符号化の原理を理解し、簡単なプログラムを作成できる。 6.通信機能を利用するプログラムの書き方を理解し、データを送受信する例題プログラムを作成できる。 |
授業計画 | 2名の教員が7週ずつ担当する。各担当教員のテーマは以下の通りである。クラスによって担当順が異なる。 (高度プログラミング:横森、中道) 第1週 Javaプログラミング−導入と基礎(クラスとメソッド) 第2週 Javaプログラミング−クラスの継承とインターフェース 第3週 Javaプログラムにおける例外処理と並列プログラミング 第4週 オブジェクト指向に基づくクラス設計 第5週 プログラムの静的解析 第6週 プログラムの動的情報を用いたデバッギング 第7週 ソフトウェアメトリクス (マルチメディア通信:金) 第1週 ディジタル音声入出力の原理 第2週 音声の送信と受信プログラム 第3週 送信と受信を兼ねるプログラム 第4週 動画像の取り込みと圧縮 第5週 簡単な動画像伝送プロトコルの設計 第6週 動画像送信と受信プログラム 第7週 第6週までのまとめ 第15週 定期試験(レポート) |
授業時間外の学習(準備学習など) | 1.2年生までのプログラミング関連の必修科目で学習した内容を復習しておくこと。 2.各回の講義資料をサーバーに事前にアップロードするので、各自取得し予習を行うこと。 3.毎回小レポート課題を課す。課題の締め切りまでの期間によるが、基本的に講義時間中に課題を解き、宿題として小レポートを作成することが必要な程度の課題量を想定している。 |
評価方法 | 各教員がそれぞれ2から3回のレポート課題または毎回の小レポートを課す。すべてのレポートを提出することが、単位取得の必要条件である。成績は、各教員担当のレポート評価(各50%)を合計して総合評価する。 |
テキスト | 各担当教員がWebページまたはプリントを提供する。 |
その他 | 2クラス、各2グループで実施する。初回はクラス毎に指定された普通教室に集合すること。この科目は、次のJABEE対応コース「情報技術専修コース(情報通信学科・情報システム数理学科)」の学習・教育目標に対応する(小項目:E-2,3, G-2)。 |