33401 情報技術倫理[SE]
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選必 |
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春学期 |
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2 |
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比屋根 均 |
他の科目との関連 | 情報倫理、情報社会と倫理 |
他学科履修 | |
副題 | |
授業概要 | 数理情報学部の学生は、利用者としてはもちろん、情報系技術者としての専門家の能力と倫理を持っていることが要求される。本講義では、情報系技術者に期待される専門職倫理を、安全確保と知的財産に関連する話題について、主に社会的・倫理的側面から述べる。これらの話題の中に現われる考え方を理解し、問題発生の未然防止と、問題発生時に必要な対処を行なうため知識と倫理を習得する。 |
学修目標 | (1)科学技術と社会の関係に関する事柄を知っている (2)技術者が考慮すべき諸関係を知っている (3)専門職としての技術者の価値と責任を理解している (4)技術者として行動する仕方を理解している (5)マルティメディアコンテンツとソフトウェアが知的所有権によって保護されていることを理解している |
授業計画 | 第1週 ガイダンス 第2週 はじめに 第3週 社会の中の技術、社会全体に対してどう行動すべきか1 第4週 技術者とは何をする人か、社会全体に対してどう行動すべきか2 第5週 組織問題、人間関係と組織のなかでどう行動すべきか 第6週 プロフェッションとしての技術業、少し見えにくい人たち1 第7週 少し見えにくい人たち2 第8週 誇り高い技術者とは 第9週 設計の場面でどう行動するべきか 第10週 リスク評価、社会への説明責任 第11週 企業倫理と技術者の倫理、倫理綱領 第12週 技術者の権利と責任に関する法律1 第13週 技術者の権利と責任に関する法律2、ソフトウェアの知的所有権 第14週 かなり見えにくい人たち、まとめ 第15週 定期試験 |
授業時間外の学習(準備学習など) | 授業全体を通じて計10回程度レポートを課す。レポートの分量や提出方法等についてはガイダンスで説明する。 |
評価方法 | レポート40%、定期試験60%で評価する。 |
テキスト | 『誇り高い技術者になろう─工学倫理ノススメ─』 黒田光太郎・戸田山和久・伊勢田哲治 編 名古屋大学出版会 2004 |
その他 | この科目は、次のJABEE対応コース「情報技術専修コース(ソフトウェア工学科・システム創成工学科・情報システム数理学科)」の学習・教育目標に対応する(小項目:B-1,2)。 |