96106 数理情報演習 (情報通信学)
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必選 |
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秋学期 |
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2 |
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1 |
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嶋田 晋 金 知俊 奥村 康行 宮澤 元 |
講義題目 | |
開講キャンパス | 瀬戸キャンパス 名古屋キャンパス |
授業概要 | 情報通信学(情報工学、通信工学)のそれぞれについて、オムニバス形式で、基礎科目群で学んだ知識の実際の問題への応用力を養成するために演習方式により授業を行う。具体的には、コンピュータソフトウエアの作成法、ネットワークの設計手法を学ぶ。 <通信ネットワーク分野> コンピュータネットワークの通信プロトコルについて、数理的な観点からの分析手法について紹介し、実例を挙げて分析の演習を行う。 <人工知能分野> 人工知能のモデルをコンピュータソフトウエアで実現する手法を学ぶ。 <並列分散システム分野>(ソフトウェア設計分野より変更) コンピュータネットワークで問題を並列分散処理するためのシステムとそのシステム上でのソフトウェアの実現法を学ぶ。 <コンピュータグラフィックス分野> コンピュータグラフィックスを実現するための基本的な手法について学ぶ。 |
学修目標 | 1.通信ネットワークに関わる諸技術の特徴を踏まえた議論を行うことができる。 2.待ち行列理論およびシステムの信頼性設計の基礎を理解している。 3.ルールベースシステムの知識表現と推論の意味を理解している。 4.コンピュータネットワークを用いて分散処理を行うためのソフトウェアの作成方法の基礎を理解している。 5.コンピュータグラフィックスを実現するための基本的な手法を理解している。 |
授業計画 | 1.通信ネットワークのシミュレータの概要 2.通信ネットワークのシミュレーション1(UDP) 3.通信ネットワークのシミュレーション2(TCP) 4.通信ネットワークのシミュレーション3(キューモニター) 5.並列分散システムの概要 6.並列分散システムの実際 7.並列分散プログラミング 8.並列分散プログラミング演習 9.知識表現と推論としてのルールベースシステムの基本的な動作 10.ルールベースシステムの分類 11.ルールベースシステムの構築ツールの使い方と応用事例 12.コンピュータグラフィックスプログラミングの概要 13.リアルタイムコンピュータグラフィックスの実現手法 14.コンピュータグラフィックスプログラミング演習 |
授業時間外の学習(準備学習など) | 1.各分野に関して、一般的な学部レベルの教科書等を予習しておくこと 2.配布した資料を十分に予習しておくこと 3.その他、各教員の指示に従って予習、復習をすること |
評価方法 | 各教員毎に具体的内容と課題は異なり、それぞれ25%ずつで評価する。 各教員毎の合格規準を満していることが単位取得の必要条件。 |
テキスト | 各教員毎に指示する。(資料を講義時に配布またはWebページに掲示など) |
その他 |