南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
1
担当者
尾= 俊治
講義題目 信頼性工学の数理モデルの基礎的解析
開講キャンパス 瀬戸キャンパス
授業概要  数理情報研究科で研究を進めるのに必要な基礎的なスキル、すなわち、文献や情報の検索方法、文献の講読法、モデル構築の方法、ソフトウェアの活用法について学ぶ。同時に修士論文のテーマを設定する。
学修目標 1.ポアソン過程、再生過程およびマルコア連鎖を理解している。
2.確率過程の基礎的な概念を理解している。
3.信頼性モデルの基礎的な概念を理解している。
4.簡単なシステムの信頼度あるいはアベイラビリティが計算できる。
授業計画 システム運用工学分野における信頼性工学の問題を取り扱い、特にその数理的な側面について学ぶ。まず、基礎となる確率過程について学ぶ。すなわち、ポアソン過程、再生過程、離散時間マルコフ連鎖、連続時間マルコフ過程について体系的に学習する。その後、信頼性理論で用いられる確率モデルについて学ぶ。受講生は必ず発表を義務として、与えられたテーマについて予稿を作成し、全員に前で発表する。
授業時間外の学習(準備学習など) 授業後2時間程度の復習を要す。例えば、関連研究等に関する参考文献を調査すること。
評価方法 出席、討論、口頭発表および提出予稿等により総合的に評価する。
テキスト Shunji Osaki Applied Stochastic System Modeling Springer-Verlag Berlin 1992.
Shunji Osaki (Ed.) Stochastic Models in Reliability and Maintenance Springer-Verlag Berlin 2002.
Hoang Pham (Ed.) Handbook of Reliability Engineering Springer-Verlag London 2003.
その他