南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
1・2
担当者
若井 隆司
講義題目 環境問題の経済分析
開講キャンパス 瀬戸キャンパス 名古屋キャンパス
授業概要  2005年の京都議定書の発効後、環境政策手段としてさらにその重要性を増したといわれる経済的手段を中心に取り上げ、経済的インセンティブを考慮することによって経済活動を環境保全の方向へ誘導しようとする政策手段の有効性を検討するとともに、諸外国の具体的事例に基づいてその効果を検証する。また、様々な環境政策を講じることによって生じる経済への影響について考察し、経済発展と環境保全のバランスに配慮した環境政策のあり方について考える。
学修目標  この講義では、論文講読を通して、近年における環境経済学の研究動向を検討し、有効な環境政策手段のあり方を考察する。
授業計画 1.環境問題の現状(1)
2.環境問題の現状(2)
3.環境経済学の系譜と課題(1)
4.環境経済学の系譜と課題(2)
5.環境政策の目標と手段
6.規制政策とその有効性
7.環境税と課徴金システム
8.排出許可証取引制度
9.環境政策手段の評価
10.諸外国の事例研究(1)
11.諸外国の事例研究(2)
13.環境政策手段の今後の課題
14.講義の総括と討議
15.定期試験
授業時間外の学習(準備学習など) □□
評価方法 レポートにより評価する。
テキスト プリント等を適宜配布する。
その他