科目コード

科 目 名

指定

期 間

単位

年次

担 当 者

15173

日本文化A   

必修

秋学期

天野 近

【副 題】

『源氏物語』と日本文化について

【授業概要】

『源氏物語』の冒頭部分に当たる「桐壷」から「若紫」までを読みます。若い源氏がさまざまな人々と出会いながら成長していく様子が描かれています。細やかな心理や美しい自然描写を読み解いていきます。

口語訳が併記されたテキストを使用しますので、読みやすく、楽しむことができると思います。

【学修目標】

日本の古典文学にはすばらしい作品が数多くありますが、その中でも特に抜きん出て、私たちに人間や社会、それを取り巻く自然について多くを語りかけてくるのは、『源氏物語』であろうと思います。

『源氏物語』の読解を通して日本の文化や社会の原点を探り、その特質を知ることを目標にします。

【授業計画】

1.『源氏物語』について

2.「桐壷」(1)

3.「桐壷」(2)

4.「桐壷」(3)

5.「桐壷」(4)

6.「帚木」概説

7.「空蝉」

8.「夕顔」(1)

9.「夕顔」(2)

10.「夕顔」(3)

11.「夕顔」(4)

12.「夕顔」(5)

13.「若紫」概説

14.日本文化について

15.読後感の感想

16.定期試験

【授業時間外の学習(準備学習等)】

授業の事前準備として、テキスト及びプリントに目を通しておくこと。

【評価方法】

授業参加度が20%、定期試験が80

【テキスト】

玉上琢儞訳注『源氏物語 第一巻 付現代語訳』(角川ソフィア文庫)