科目コード |
科 目 名 |
指定 |
期 間 |
単位 |
年次 |
担 当 者 |
31205 |
リーディングW |
必修 |
秋学期 |
1 |
2 |
榎本 喜夫 |
【授業概要】
日本人学生は、自分は英語が読めると思っている人が多いが、必ずしもそうではない。高校までは英文解釈と言っても、日本語に訳すことが中心的な学習になっている。しかし、そのようなリーディングの学習では英文を読んで理解するというよりは、日本語に訳さないと理解が出来ないという習慣が身に付くだけである。それではなかなか英文を速く自由に読めるようにはならないし、英文そのものが持つ意味や味を理解するのは難しい。別の言い方をすると、英文が伝えようとしていることを正確に理解することさえ出来ないということになるのである。本授業は、英文をできるだけ訳さずにそのまま理解する能力を養い、同時にそれを応用して表現力を高めることを目指す。一部特に難しいと思われるところ以外は基本的には訳す作業はしない。予習はしないでいただきたいが、復習は十分することを薦める。
【学修目標】
まず、出来るだけ辞書を引かずに英文テキストを読む練習をする。語句の意味分からない度に英和辞典を引いていては、やはり訳さないと理解できないという習慣が身に付くだけであり、時間と労力がかかってしょうがない。分からない語句がある場合は文全体の意味や前後のコンテクストからそれらの語句の意味を推測する能力を養う必要がある。テキストを読んだ後、内容に関する様々な種類の質問に答える形式で授業を行う。その際、語彙力養成ということも念頭に入れてエクササイズを行い総合的な表現力を高めることも目指す。約3回の授業で1チャプター進む予定。一部特に難しいと思われるところは、日本語に訳す作業も行うこともある。
【授業計画】
必要な説明を加えながら、教科書に沿って授業を行う。
1.英文の読み方のコツ等を解説する
2.Chapter 6
3.Chapter 6
4.Chapter 6
5.Chapter 7
6.Chapter 7
7.Chapter 7
8.Chapter 8
9.Chapter 8
10.Chapter 8
11.Chapter 9
12.Chapter 9
13.Chapter 9
14.Chapter 10
15.Chapter 10、この期のおさらい
16.定期試験
【授業時間外の学習(準備学習等)】
授業で学んだことをしっかり復習する。
【評価方法】
試験70%、授業参加度30% で評価
【テキスト】
The Powerful Reader Basic, Pacheco and Gregg
Macmillan Language House