科目コード

科 目 名

指定

期 間

単位

年次

担 当 者

41602

異文化間コミュニケーション

選択

秋学期

関口 知子

【副 題】

対話型コミュニケーションをめざして

【授業概要】

異文化間コミュニケーションの基礎概念と理論を学び、様々なエクササイズを通して、家庭・学校・職場・地域社会で日常的に起こりうる異文化間の誤解や摩擦を超えて、多文化社会に生きる上で必須となる実践的な対話力・人間関係力を養成する。

【学修目標】

1.自分自身の文化とアイデンティティを省察できる

2.自分とは異なる常識やコミュニケーション・スタイルを認識できる

3.異質な他者との対話型コミュニケーションに必要な知識・スキル・態度を培う

【授業計画】

1.なぜ今、異文化間コミュニケーションなのか

宿題:テキスト5章・6章・8章を読んでくること

2.文化とは何か

宿題:テキスト7章 アクティビティ@の課題

3.文化とアイデンティティ:現代女性のライフサイクルの木から考えよう

4.文化と価値志向

中間レポート課題の発表

5.コミュニケーションとは何か:コミュニケーションのメカニズム

6.コミュニケーション・スタイルとコンテキスト

7.目的に応じたコミュニケーション・スタイルを身につけよう

8.非言語コミュニケーション:言葉を超えたメッセージ (中間レポート提出)

9.異なる文化の捉え方:カテゴリー化・ステレオタイプ・偏見・差別への社会心理メカニズム

10.ステレオタイプを超えて:多面的思考と発想の転換

11.コンフリクト・マネジメント:自分の対立管理スタイルを知ろう

12.違いを超えたコミュニケーション:シンパシーからエンパシーへ

13.「臭い物にフタ」の恐ろしさ:無知・無関心・コミュニケーション不全を打開しよう

期末課題の発表

14.メディア・リタラシーとアサーティブ・コミュニケーションの力を高めよう

15.ワールド・カフェで対話しよう:I statementで意見交換

16.定期試験(期末課題レポート提出)

【授業時間外の学習(準備学習等)】

【授業計画欄】参照。

事前学習として、テキスト全体に一通り目を通しておくこと。また、7章を中心に、各章【キーワード解説】【読んでみよう・考えてみよう】【参考・引用文献】も自学自習用に最大限活用されたい。

【評価方法】

授業参加度(30%)+中間レポート(20%)+期末レポート(50%)

【テキスト】

五島敦子・関口知子(2010)『未来をつくる教育ESD:持続可能な多文化社会をめざして』明石書店7章+配布資料