科目コード |
科 目 名 |
指定 |
期 間 |
単位 |
年次 |
担 当 者 |
42602 |
国際協力入門B |
選択 |
秋学期 |
1 |
2 |
関口 知子 |
【副 題】
Be the Change!
【授業概要】
国際協力入門Aで得た問題意識を出発点に、一人ひとりが問題解決に向けて行動する「ハチドリ計画」を実践する。
@ 大学祭で、フェアトレード企画など、啓発と行動の輪をひろげる「ハチドリ計画」を立案・実行し、成果を振り返る
A 日常生活(家庭・キャンパス・地域)の中で自分たちにできる「ハチドリ計画」を立案・実行し、成果を振り返る
国際協力入門Bでは、履修生一人ひとりが自発的に問題解決に向けて動き出すことが求められる。
【学修目標】
1.自分自身が変化の担い手となって、良い実践の輪を、今いる場所から広げていく力をつける。
2.課題解決に向けて実現可能な行動企画を立案し、パワーポイントにまとめ、口答発表できる。
3.企画実現に向けて能動的・計画的に取組み、他者と協働できる。リーダーシップを発揮できる。
【授業計画】
1.No Action No Change:「ハチドリ計画」概要説明・「ハチドリ・トリオ」メンバー構成発表・プレゼン日程発表
2.ゲスト・レクチャー「知識から行動へ:今いる場所から、あなたから始めよう」
3.大学祭2011 Positive Action Plan:プロジェクト・チームを結成し、何をミッションにするかを考えよう
4.大学祭2011 Positive Action Plan:ミッション達成にはどんなアプローチが有効か、4つの団体から学ぼう
5.大学祭2011 Positive Action Plan:チームワークで企画成功に向けて作業しよう
6. 大学祭2011 Mission Presentation: 「私たちは、○○のために、大学祭で△△を実行し、□□を達成します!」
7.大学祭2011 Mission Reflection:大学祭の振り返り(大学祭実践レポート提出)
8.「ハチドリ・トリオ」で文殊の知恵を絞ろう:誰もが参画したくなる、実現可能で持続可能な行動計画を考えよう
9.No Action No Change: 『キング・コーン』 アメリカの大学生イアンとカートの行動力に学ぼう
10.No Action No Change: 『未来の食卓』南フランスのバルジャック村の小さな運動に学ぼう
11.わたしたちのハチドリ計画:パワーポイントで発表しよう@
12.わたしたちのハチドリ計画:パワーポイントで発表しようA
13.わたしたちのハチドリ計画:パワーポイントで発表しようB
14.ひろげました、行動の輪!:パワーポイントで成果を発表しよう@
15.ひろげました、行動の輪!:パワーポイントで成果を発表しようA
16.総振り返り
17.定期試験(期末レポート提出)
【授業時間外の学習(準備学習等)】
ハチドリ計画の立案前に、テキストや参考文献・参考サイトなどで、様々な主体が様々な課題に対して多様なアプローチで動いていることを学ぶ時間を各自がとること。その上で、プロジェクト・メンバー間で協働作業を進める。
【評価方法】
授業参加度(20%)+大学祭ハチドリ計画(25%)+日常実践ハチドリ計画(25%)+プレゼン・ピア評価(10%)+期末レポート(20%)
【テキスト】
田中優・樫田秀樹・マエキタミヤコ編(2006)『世界から貧しさをなくす30の方法』合同出版+配布資料
【そ の 他】
ドネラ・H・メドウズ(2009) 『地球の法則と選ぶべき未来:ドネラ・メドウズ博士からのメッセージ』ランダムハウス講談社
ラジ・パテル(2010)『肥満と飢餓:世界フード・ビジネスの不幸のシステム』作品社
サフィア・ミニー (2008)『おしゃれなエコが世界を救う:女社長のフェアトレード奮闘記』日経BP社
渡辺達也(2010)『フェアトレード学:私たちが創る新経済秩序』新評論
ニコルズ&オパル(2009)『フェアトレード:倫理的な消費が経済を変える』岩波書店