科目コード |
科 目 名 |
指定 |
期 間 |
単位 |
年次 |
担 当 者 |
55701 |
早期英語教育 |
選択 |
春学期 |
2 |
2 |
森泉 哲 |
【授業概要】
現在の早期英語教育の現状について、賛成派・反対派からの主張について、外国語教育理論、外国語政策、言語習得論などの観点から概観する。その後、実際の授業を行う際の効果的な教育方法について実践例をを示しながら検討し、受講者がグループになり、独自の授業案を作成し、発表を行い、それについてディスカッションを通して、早期英語教育の指導者としての基礎的な知識・技能を涵養する。
【学修目標】
1.日本における早期英語教育の現状について学ぶことを通して,様々な領域から提出された主張・論拠について批判的に考察し,将来日本の(早期)英語教育はどうあるべきか考える能力を身につける
2.早期英語教育の指導者として授業を行う基礎的な知識・能力を身につける。
【授業計画】
1.早期英語教育をめぐる現状
2.早期英語教育の是非(1) 賛成派の主張
3.早期英語教育の是非(2) 反対派の主張
4.諸外国の早期英語教育
5.臨界期仮説と早期英語教育(1)
6.臨界期仮説と早期英語教育(2)
7.小学校の外国語活動 学習指導要領を読む
8.英語教授法(1) 歴史的背景
9.英語教授法(2) 小学校英語教育との関連
10.年間カリキュラム・授業過程・教案作成の仕方
11.小学校英語活動の代表活動例 歌・チャンツの指導
12.小学校英語活動の代表活動例 読み聞かせ・コミュニケーション活動の指導
13.模擬授業発表とディスカッション(1)
14.模擬授業発表とディスカッション(2)
15.模擬授業発表とディスカッション(3)
16.定期試験(筆記試験)
【授業時間外の学習(準備学習等)】
毎週最低1時間程度の予習(教科書や文面資料を事前に読む)が必要である。レポート作成にあたっては、全体で10時間以上の学習が必要とされる。模擬授業においては、グループミーティング、教案作成、練習などを含めて10時間以上の学習が必要
【評価方法】
レポートが35%、模擬授業発表が35%、定期試験が30%
【テキスト】
樋口忠彦ほか編(2005)「これからの小学校英語教育―理論と実践―」研究社
授業時に配布する文献資料