科目コード

科 目 名

指定

期 間

単位

年次

担 当 者

71301

日本語教育入門

選択

春学期

松本 恭子

【副 題】

外国人との共生を様々な「日本語支援」を通して考える。

【授業概要】

多文化共生社会になりつつある日本で、隣人として外国人住民と「日本語で」つき合っていくために、どういう心構えが必要なのか。彼ら/彼女らがどんな点に困っているのか、適切な日本語による支援はどのようなものか。これらについて一緒に考えていきたい。

【学修目標】

1.第二言語としての日本語と母語としての日本語の違いを考える。

2.日本で生活している外国人住民は、どんな点に困っているのかを考える。

3.外国人住民との共生を考えるとき、どのような日本語支援が必要か考える。

【授業計画】

1.オリエンテーション:第二言語としての「日本語」とは、母語としての「日本語」とは?

2.日本語の音声(1):日本語学習者の発音を聞いてみよう。正しい発音とは?

3.日本語の音声(2):「日本語能力試験(音声)の抜粋」を体験してみよう。

4.日本語の文字/語彙:「日本語能力試験(文字/語彙)の抜粋」を体験してみよう。

5.日本語の文法(1):「日本語能力試験(文法/読解)の抜粋」を体験してみよう。

6.日本語の文法(2):日本語文法と国文法の違いを考えよう(品詞の分類から)。

7.ここまでのまとめ:外国人の日本語会話力について考えてみよう。

8.日本語教材研究1:幼稚園/保育園、小学校低学年での日本語支援

9.日本語教材研究2:小学校中学年、高学年での日本語支援

10.日本語教材研究3:中学、高校での日本語支援(進学問題/不就学問題)

11.日本語教材研究4:日本語学校(大学予備教育)での日本語支援

12.日本語教材研究5:大学留学生への日本語支援

13.日本語教材研究6:社会人向けの日本語支援

14.生活者への日本語支援(ボランティア日本語教室での活動)

15.まとめ:外国人住民と「日本語で」つきあい、共に社会を作るために必要なこととは?

16.定期試験(筆記試験)

【授業時間外の学習(準備学習等)】

復習として、その時間に配布したプリントに目を通しておくこと。次週に小テストを行う。

【評価方法】

小テストが25%、振返りシートが25%、定期試験が50

【テキスト】

プリント教材を配布する。

【そ の 他】

授業の進め方:小テスト 講義 演習 ディスカッション 発表 「振返りシート」記入