00575 民族問題と人間の尊厳5
|
選必 |
|
春学期 |
|
2 |
|
2〜4 |
|
SEIGEL Michael |
他の科目との関連 | |
履修対象学科 | 全 |
副題 | 第三世界の諸問題 |
授業概要 | 本講義では「人間の尊厳」を民族問題との関連で考察する。そのために、現在世界各地で起こっている民族の対立や地域紛争、構造的暴力としての南北問題、先住民族問題、貧困と搾取、また様々な領域での差別問題の現状に目を向け、そこに見られる人権侵害の内容とその要因を見極め、「人間の尊厳」の回復がこのような問題領域でいかに可能であるかを一緒に考える。 |
学修目標 | 第三世界、そして第三世界が抱える諸問題に関して、学生が理解と感心を持ち、その上で現代世界の体制を考察し、公平で持続可能な社会作りに意欲を抱き、またそのための基盤を作る道しるべを得ること。 |
授業計画 | 1.第三世界の意味と概要 2.植民地時代における第三世界の起源 3.植民地時代の初期とその後遺症 4.植民地時代の中期とその後遺症 5.産業革命以降の経済と植民地政策 6.啓蒙時代以降の思想の発展、社会進化論の台頭 7.植民地時代が残した様々な問題(経済体制、国境の問題、民族間の問題等) 8.戦後の経済と第三世界の形成 9.独立の経過と第三世界の形成 10.60年代の開発の理念と実践、緑の革命 11.債務問題等がもたらしたもの 12.第三世界における自発的な動き、NGOの関わり 13.第三世界の問題の具体例—学生による報告を中心に 14.第三世界の問題の具体例—学生による報告を中心に 15.公正な世界に向かって |
授業時間外の学習(準備学習など) | 授業内容の復習、研究レポート、レポート内容を授業で紹介する準備 |
評価方法 | 授業参加が30%、レポートが50%、レポート内容の授業発表が20% |
テキスト | 特になし、各テーマに関するプリントを配る |
その他 |