南山大学

 
ラテン語III講読〈全〉
ラテン語IV文法〈全〉
指定
選必
期間
秋学期
単位
年次
2〜4
担当者
DUNPHY Walter
他の科目との関連 ・この科目の履修は、既に「ラテン語I、II文法・講読」の単位を取得している者に限られる。・春学期の「ラテン語III文法」(火曜日3時限目)と「ラテン語III講読」(木曜日2時限目)はセットで同時に履修すること。同様に、秋学期の「ラテン語IV文法」(火曜日3時限目)と「ラテン語IV講読」(木曜日2時限目)もセットで同時に履修すること。
履修対象学科
副題
授業概要 すでに1年間学んで習得したラテン語の基礎知識を用いて、種々のラテン語文献を解説と共に読み進み、解読技術を学び、文法的な理解も深めて行く。ウルガータ聖書、グレゴリオ聖歌、ミサ典礼書などの教会ラテン語の文献、およびキケロの著作、セネカの書簡などの古典ラテン文学から数箇所を選び、受講者の水準に応じて読み進んで行く予定。
学修目標 ラテン語原書の解読技術の習得
授業計画 <ラテン語III文法・講読(春)>
(1)   ラテン語文法のおさらい
(2)〜(8) ウルガータ聖書より、「創世記」(1〜4章)と「出エジプト記」(1〜3章)を読む
(9)   まとめ(復習)
(10)〜⑭ ウルガータ聖書より、イエスのたとえ話をいくつか読む
⑮   まとめ(復習)

<ラテン語IV文法・講読(秋)>
(1)   ラテン語文法のおさらい
(2)〜(8) セネカの『手紙』をいくつか読む
(9)   まとめ(復習)
(10)〜⑭ キケロの『ブルートゥス』から数箇所を読む
⑮   まとめ(復習)

基本的な授業の進み方は、受講者に適当な分量の文献箇所が割り当てられ、その箇所を各自が自宅で前もって解読し、授業においてその翻訳を発表する。その翻訳について検討し、必要に応じて文法的な説明がなされる。
授業時間外の学習(準備学習など) ラテン語の基礎文法を復習しておくこと。
評価方法 授業参加度と予習(40%)、授業態度(40%)、期末試験(20%)によって成績評価がなされる。
テキスト 文献:プリントを配布する
文法書:M. アモロス『ラテン語の学び方』(南窓社)、松平千秋・国原吉之助『新ラテン文法』(東洋出版)、Gildersleeve’s Latin Grammar(Bolchazy - Carducci Publishers)
辞書:田中秀央『羅和辞典』(研究社)、あるいは各種の Latin - English Dictionary
その他