南山大学

 
指定
期間
夏期前半
単位
年次
2〜4
担当者
中路 恭平
平川 武仁
他の科目との関連
履修対象学科
副題 登山キャンピング
授業概要  現代社会は、ますます便利で快適な暮らしを指向するようになってきている。この傾向が続く限り、人は逆に非日常的な大自然の中での生活や活動に回顧心を抱くようになっていくであろう。一方で、環境破壊や地球温暖化の問題が深刻化しつつあり、どのように自然と共存していくかも視野にとらえなければならない。
 このコースでは北アルプスの代表的な山である立山の雷鳥沢にキャンプを張り、そこをベースに周辺の連峰を歩く。初心者向けのコースを設定しているので、特別な技術や体力は必要ないが、日ごろから歩くことには心がけておいて欲しい。キャンプに必要なテントやシュラフ、コンロ、ザックなども用意されており、特に個人で特別に用意すべきものはない。
学修目標 大自然への関心度と理解度を高めると共に、山岳登山やキャンピングについての基礎的な知識・技能の習得を目指す。
授業計画  大自然の中で行う活動であるため、気象等の条件によっては安全性を脅かされる場合もある。安全で快適に活動を遂行するため、野外活動の基礎的な技術と準備が求められる。そのため、事前の学内実習が予定されている。
 4月22日(金)午後5時〜6時30分 オリエンテーション(体育センター視聴覚室T203)
 7月31日(日)午後1時〜4時10分 テント設営、装備点検、糧食計画
 8月1日(月)午後1時〜4時10分 パッキング
 8月2日(火)〜5日(金)    登山キャンピング現地実習 
 8月6日(土)午前10時〜12時   装備返却

 なお、このコースには実習費として16,000円が必要である。また、集中授業であるので、授業日程に注意されたい。定員は35名である。
授業時間外の学習(準備学習など) 日常の健康管理と適度な運動を心がけておくこと。また、山の気象、高山植物、星座などについて下調べをしておくと良い。
評価方法  事前・事後の学内実習参加度(30%)、現地での山行およびキャンプ生活の態度(50%)、集団行動のマナーや安全・自然環境への配慮(10%)、活動記録の提出(10%)等により評価する。
テキスト
その他 事前に保健室での健康診断(心電図等)があるので、必ず受診しなければならない。
既応症、持病などがある場合、履修できないことがあります。