06314 環境と倫理問題4
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選必 |
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春学期 |
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2 |
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1〜4 |
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中 裕史他 |
他の科目との関連 | |
履修対象学科 | 全 |
副題 | 環境問題と生命——ジャーナリズムの現場から |
授業概要 | 朝日新聞の編集委員ら第一線で活動する現役記者が毎回講師にな
り、現場の実態を多角的に解説する。 日本の環境問題は水俣病をはじめ公害の激化から始まった。公害は空気や水、食物の地域的な汚染と、それに伴う健康被害だ。その後、オゾン層破壊や温暖 化、生物多様性の危機など地球規模の環境問題が顕在化した。いずれも人間の活動が主な原因だが、その人間だけでなく、地球上の様々な生命を脅かすほど深刻 化している。 これら環境問題と生命は、社会学だけでなく、人文学、外国語学、経済学、経営学、法学、総合政策学、情報理工学など、どの分野に進む人たちにも大切な課 題である。その現状と考え方を学ぶ。 |
学修目標 | 1.環境問題と生命という今日的課題を実態に即して理解する 2.国内外の第一線で活動する新聞記者から話を聞き、ニュースの現場を知る 3.社会的事象を主体的、多角的、批判的にとらえる力を身につける |
授業計画 | 1.ガイダンス(環境問題と生命について総括的に) 2.揺らぐ生態系(外来種、乱獲、開発…生物多様性を考える) 3.チェルノブイリ事故と原発(放射能汚染の現実) 4.カネミ油症と化学物質(古くて新しい公害と環境問題) 5.越境する汚染(新たな公害の概念) 6.四日市公害とぜんそく〔四大公害(1)、身近な地域から〕 7.水俣病と有機水銀〔四大公害(2)、最大の公害を学ぶ〕 8.水(汚染と改善の歴史) 9.ごみ(産廃から一般ごみ、リサイクルまで) 10.公共事業と環境破壊(開発の歴史と環境問題) 11.温暖化と国際政治(国際条約と南北問題) 12.温暖化と新エネルギー(太陽光や風力、バイオエタノール) 13.哲学(環境問題と向き合うには) 14.環境問題に企業はどう取り組む(原発と産業・地域社会) 15.環境と経済活動(自動車産業を中心に) |
授業時間外の学習(準備学 習など) | 新聞をよく読む。授業の中で適宜、講師が助言する |
評価方法 | 毎回授業の終了時に提出する小レポートが60%、期末レポートが 40% |
テキスト | 特になし。必要に応じて参考資料としてプリント類を配布する |
その他 | 登録の上限は100人とする |